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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【邦画:ヤクザ映画】 土竜の唄 -潜入捜査官REIJI

【評価】★★★☆☆

mogura_song.jpg
2014 年/日本
監督:三池崇史
主演:生田斗真


気になっていたものの、すっかり忘れてしまっていた作品。
TSUTAYAで、ふと目について、「そうだ、見たいと思っていたんだ」と思い出し、早速レンタル。

【ストーリー】
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主人公の菊川玲二交番勤務の巡査。
しかし、突如、関東で隆盛を誇る暴力団・数寄矢会への潜入捜査と、数寄矢会の麻薬売買の実態を暴き、会長である轟周宝(とどろきしゅうほう)の逮捕に繋げるよう命じられる。
玲二は、数寄矢会のナンバー2が組長となっている阿湖義組に入り込むことに成功する。
そこで、阿湖義組の若頭・日浦の男気に惹かれつつも、潜入捜査官(通称・モグラ)として捜査を着実に進めていく。
そのような中、玲二を発火点として、関西の有力暴力団・蜂ノ巣会との抗争が勃発。
蜂ノ巣会に命を狙われる中、若頭・日浦が身を挺して玲二を守ってくれたが故に、日浦は重傷を負ってしまう。
日浦への恩義を感じる中、潜入捜査は進展を見せ、阿湖義組の組長と組のナンバー2が組んで、麻薬取引を行っていることを掴む。
更に、ロシアと阿湖義組の間で、大規模な麻薬取引が行われるという情報をキャッチし、取引現場を警察が突入して取り押さえる運びとなる。
取引現場に、関西の蜂ノ巣会が乱入するなど、混乱を極めるが、取引を取り仕切っていた阿湖義組のナンバー2の逮捕に成功する。
しかし、数寄矢会の上層部、阿湖義組の組長や、数寄矢会の会長の逮捕にまではつなげることはできないのだった。
重傷を負っていた日浦は復活し、阿湖義組や数寄矢会が麻薬取引に手を染めていることを知って激怒、組を飛び出して、自らの組を旗揚げし、関西の地に乗り込む決意をする。
そして、主人公・玲二を買っていた日浦は、玲二を新しく立ち上げる組の若頭へと抜擢するのだった(完)。

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一言で言うと、ウケを狙いすぎて滑ってしまった作品。
ストーリーは、交番の巡査が、関東で最大勢力を誇る暴力団に潜入捜査官(通称モグラ)として、組に入り込み、麻薬取引の実態を暴くというもので、非常に面白そうなのですが、ウケ狙いのドタバタコメディがわざとらしくて、どうも話に入り込めなかったのでした。

ウケの狙い方が、わざとらしいバカっぷりを全開にするという方法なのですが、そのわざとらしさが、笑えないなぁというところ。

幼稚園児なんかだと、「うんち」という言葉に反応して、大いに笑いを取れるわけですが、その程度のノリのジョークを大人向けにやっても、白けるだけであるわけで、本作のウケ狙いは、そんな印象。
ある種の人(それが、どんな人なのかは分からないですが・・・)にはウケるかもしれないが、いい大人はだまされんぞ、という感じです。

ストーリーは、冒頭、関東で最大勢力を誇る数奇矢会への潜入捜査を命じられる主人公・菊川玲二。
どうやって潜入しようかと考えあぐねていたら、いきなり、やくざ風の男に拉致、「てめえは、警察の犬だろう!」と車のボンネットに裸で括り付けられ、拷問を受けるはめに。
初っ端から、主人公ピンチか!?、どうやって切り抜けるのかと思いきや、実は、これ、警察による潜入捜査官としての適性を図るテストでしたというオチ。

そのテストに合格し、数奇矢会の下部組織の組に潜入したら、そこでも、「組に入りたければ、この裏切り者を始末せよ」と、同じモグラ仲間を殺すように迫られるというピンチに遭遇。
しかし、それも、実は、警察によるテストでした・・・と、話が結構くどかったりします。

「このピンチをどうやって切り抜けるんだ?」なんて、ワクワクしてみていたら、実は、テストでピンチでもなんでもなかったというオチが2度も続くと、いい加減あきちゃうなぁ。
どうも、初っ端から滑りまくっている展開。

コメディタッチでも良いのですが、真面目なストーリーの中に、にやりと笑わせる仕掛けとか、荒唐無稽だけど、うまくリアリティを持たせるとか、真面目さと笑いのバランスが大事なんじゃないの・・・なんて思いながら見ていたのでした。

初っ端のくどい展開の後、ようやく、数奇矢会への潜入に成功する主人公・玲二。
この後も、ドタバタドタバタとした展開が続き、いつの間にやら、数奇矢会の麻薬取引の現場を取り押さえるという話まで進んでいきます(だいぶ、すっ飛ばした説明になってる(笑))。

麻薬取引の現場の情報は、玲二が組の幹部に「なぁ、誰にも言わないから、麻薬取引の方法を教えてくれよ」と、あからさまに秘密を探りに来ているなと分かる質問を投げかけ入手。
・・・主人公が、かなりバカっぽいのであります。

組の幹部も、この質問に、玲二が警察の犬だとピンと来て、一部、偽の情報を交えて教えるも、そのまま泳がしておくという、こちらもまた、無防備な対応を取ったことにより、最終的には、取引現場に、玲二が連絡した警察隊に踏み込まれるという大失態を演じることに。

なんでしょ、みんながみんな杜撰すぎて、「おぉ、なんと、そんなことになるのか」、といった驚きが得られないのが、非常に痛い。
オチャラケて作っちゃったという感じが強く出過ぎて、ストーリーに熱がないというか、考えて練りこまれていないというか、そんな印象を与えるのでした。

ただ、ラストだけはびっくり。
麻薬取引を一網打尽にしたにも関わらず、本来のターゲットであった、数奇矢会の上層部を一人も逮捕できなかったという結末。
特に、数奇矢会の会長なんかは、すごいラスボスっぽい雰囲気をかもし出していたのに、終わってみれば、ストーリーの中で、ほとんど重要な役割を担っていなかった感じ。
うーん、すごい肩透かし感たっぷりの結末だ(苦笑)。

要すれば、続編ありきの終わり方というところなのでしょう。
それは、理解しつつも、おふざけが過ぎた結果、見所を失ってしまった印象の作品だったかな。



【その他のレビューブログ】
評価が二分されている印象。
この映画のノリについていけない人にとっては、なんだか今一という評価だし、ノリにはまれる人には面白い作品ということになるようです。

超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/01829.htm

腐女子のオタク感想文
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