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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【洋画:冒険】 リトル・パイレーツ -セイバートゥース海賊団と黄金の国

【評価】★★☆☆☆

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2014年/ノルウェー
監督:ヨン・アンドレアス・アナスン
主演:ツヴァ・ノヴォトニー


DVDの予告で、ちょっと気になった作品。
「海賊王になる!」という、人気漫画を意識したキャッチコピーは、あまりいただけませんが、ご愛嬌。

【ストーリー】
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セイバートゥース海賊団が拠点とする島で育てられた少年ピンキー。
海賊団に入れてもらおうと考えるが、海賊団からは一人前と見なされず入れてもらうことができずにいた。
しかし、ある日、セイバートゥース海賊団の敵海賊がセイバートゥース海賊団の海賊船を乗っ取るという事件が発生。
乗っ取られた船にピンキーは乗っていたため、急いで後を追いかけてきたセイバートゥース海賊団が船を奪い返した後も、そのまま一緒に航海することとなる。
海賊団が目指すは、伝説の黄金の国。
地図を手に入れ黄金の国にたどり着いた海賊団は、王宮から秘宝を盗み出すことを画策する。
しかし、その国で国王に対するクーデターが発生、海賊団が見事、そのクーデターを阻止すると、お礼に、国王からその国の最大の宝を贈られる。
喜んで受け取り、本拠地に戻る海賊団。
お宝の箱を開けると、それは、巨大なビックリ箱だった。
黄金の国では、笑いが一番の宝とされており、びっくり箱は、人を笑わせる最大の道具であり、それ故、最大の宝とされていたのだった(完)。

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少年が、海賊船団に紛れ込んで活躍をするというストーリーですが、その活躍度合いが、なんだかパッとしない作品。

主人公の少年は、カナヅチ設定と言う点は、漫画「ワンピース」の主人公と同じわけですが、だからと言って手が伸びるわけではなし、また、賢い設定ではあるものの、ビッケほどの知恵者ではなく、更に臆病で妙にダメっぽいところがあるものの、のび太君ほどのダメ人間ではなし・・・と、いかにも中途半端設定です。

そして、主人公の少年が紛れ込んだ海賊団、セイバートゥース海賊団の船長は、「7つの海の王」という称号を持つ大海賊なのですが、手下の数は5,6人しかいないし、顔はバカ殿のような白塗りと、大海賊の割には、やっぱり冴えず、本作に登場してくる皆が皆、なんだか冴えない有様。

そんなんなので、話も妙にパッとしない展開です。

主人公の少年とセイバートゥース海賊団は、伝説の黄金の国を目指し、見事、その国にたどり着きます。
そして、その王国の最大の秘宝を手に入れるための作戦が練られます。

それは、少年を含めた数名が王宮内部に潜入し、衛兵を倒して中から城門の鍵を開け、外で待っていた海賊団が城内に押し入り、秘宝を奪ってしまおうというもの。

・・・えーと、つまりは、略奪かよ!

まぁ、海賊だから当然の行為かもしれませんが、いままでの展開では、海賊と言えども、さほど悪逆さがなかっただけに、肝心要のところは、やっぱり極悪海賊みたいな行動を平然と取る展開が衝撃。
しかも、主人公の少年も、「よし、やろう!」という感じでノリノリだしなぁ。

海賊を主人公とした映画やアニメだと、大抵の場合、主人公側が、一般市民を襲って財産を強奪するという設定は見かけることはなく、せいぜい、所有権が不明なお宝を探すとか、敵の海賊から奪うくらいのものですが、本作は、平然と一般市民を襲う設定っぽいのが、なんとも衝撃的。

最終的には、王位簒奪を目論む王弟の陰謀を、たまたま少年たちが阻止する役割を果たし、お礼に王様から王国最大の秘宝を譲り受けるという展開で、略奪行為は行わずに済みます。
本作、子供向け作品のようですので、さすがに、略奪してお宝を手に入れるという流れはまずいという大人の判断が働いたのかもしれません。

この作品、客層を子供やファミリーにターゲットを絞っているためか、展開が妙に子供だましというか、ぬるい感じな上に、「海賊らしく略奪行為を働くのか?」というような毒のある展開が期待されそうな場面でも、やはり大人の事情で自粛してしまい、徹頭徹尾、ぬるいぞ!というストーリーです。

まだまだ、社会の荒波に揉まれていない子供たち向けにはちょうど良い、火傷することのない、ぬるめの温度の作品でありますが、刺激になれた大人からすると、ぬるすぎて風邪を引いてしまいそうな作品なのでした。


【その他のレビューブログ】
「面白くないけど、つまらなくはない。」というコメントがありましたが、これが簡潔にして的確な表現という気がします。

TRPGログノート
http://blog.livedoor.jp/mpkfw1001/archives/52000358.html

ダイナのLEGOブロッグ
http://ameblo.jp/da1na/entry-12072423756.html

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[ 2016/10/18 00:00 ] 冒険 | TrackBack(0) | Comment(0)
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kappa1973

Author:kappa1973
 
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