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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【洋画:サスペンス】 ランゴリアーズ

【評価】★★★☆☆

langoliers.jpg
1995年/アメリカ
監督:トム・ホランド
主演:デヴィッド・モース、マーク・リンゼイ・チャップマン


最近、我が家でブームとなっている、スティーブン・キングものです。
なかなか、当たり作品に巡り会わないものの、今回も懲りずにレンタルです。
今度こそは、当たり作品であることを期待しつつ、視聴です。

【ストーリー】
=========================================
ボストン行きのフライト中、主人公が目から覚めると、周りには乗客がいない。
不審に思って機内を探すと、10名の乗客を残して、乗客・乗組員は消失。
残った乗客の中に、幸運にも旅客機のパイロットが居たことから、そのパイロットが旅客機を操縦することとする。
そして、無事、旅客機を空港に着陸させるものの、空港には人っ子一人おらず、生き物の気配すらない状況。
そして、空港をくまなく調べた結果、彼らは、飛行中に時間の裂け目に入り込み、過去の世界に落ち込んでしまったと推測。
しかし、過去の世界は、時間と共に崩壊してしまう運命にあり、その崩壊に巻き込まれてしまえば、彼らも消失してしまうことになる。
そこで、飛行機で、元の場所に引き返し、時間の裂け目を探し、元の世界に戻ることにする。
無事、時間の裂け目を見つけ出し、そこに入り込み、空港に着陸、降り立つ10人。
しかし、その空港にも、誰一人として人がいないのであった。
確実に、現在の世界に戻ったはずであるのに、なぜ・・・?
そして、彼らは、現在の世界に戻ることが・・・(完)
========================================

それほど期待せずに見たのですが、結論から行くと、なかなかの良作でした。
まぁ、3時間とちょっと長いのがタマに傷でしたが。

映画の出だしは、主人公が飛行機の中で目覚めると、乗客・乗組員が消失しているシーンから。
飛行機内をくまなく探すと10名程の乗客を残して、残りの人は全て消失していることが判明。
残った10名は、次のとおり。

・英国の秘密工作員(男) :主人公的位置づけ
・パイロット(男)  :準主人公的位置づけ
・学校の先生(女)  :ヒロイン的位置づけ
・推理小説作家(男) :謎解き担当
・盲目の少女(女)  :超常能力でみんなを導く役割
・会社社長(男)   :トラブルメーカー&物語進行のキーマン
・大学生(男)    :謎解きのアシスト役
・薬物中毒の女(女) :ちょっとしたお色気担当?
・黒人の太め男性(男):死亡担当
・おっちゃん(男)  :癒しキャラ担当?

とんでもない事態が発生したと分かった瞬間、会社社長が、パイロットに詰め寄ります。

会社社長「私は、貴様に3点要求する。
      なぜ、乗組員・乗客がいなくなったのか、理由を説明しろ。
      2点目は、ボストン空港まで時間通りに到着させろ。
      そして3点目は、このような事態になった責任として賠償金を請求する!」

パイロットも乗客なので、要求はお門違いですが、そんなことお構いなしです。
この会社社長のおかげで、この先の展開が面白くなりそうです。

danger.jpg
<トラブルメーカーとしていい味を出す会社社長>

そこで、登場するのが、主人公の秘密工作員。

秘密工作員「貴様、黙っていろ。おとなしく座っていないなら、こうするぞ!」
と言って、鼻を摘んでねじ曲げます。

会社社長「いたたたた・・・」とあっけなくギブアップ。

鼻を摘まれると、結構痛いのかもしれません・・・ん、そう思っていると、何だか私自身、息苦しくなってきました・・・。
何を思ったか、妻が、私の鼻を摘んでいるではありませんか!

私:「んぬぬ・・。何やってるねん!」
妻:「鼻を摘むと、どれくらい痛いのかなと思って・・・。」

人を人体実験の材料にするのは止めて欲しいものです。
だいたい、会社社長は鼻を摘まれねじ曲げられたせいで、鼻血をだらだら流しているじゃありませんか!
同じ結果になったら、どう責任をとるつもりなのでしょう、まったく!

その後も、残った乗客間で色々とやり取りがあった後、飛行機は、パイロットの運転で近くの空港に着陸することにします。

パイロット「しかし、町の明かりもまったく見えない。
      雲で覆われていて地上もはっきり見えないのが非常に不安だ。」
工作員  「確かに、嫌な予感はするな・・・」
パイロット「ただ、燃料が少なくなっている。ずっと飛んでいるわけにはいかないから、
      着陸を決断するしかないだろう。」

主人公クラスの2人が話し合って、着陸を決断します。
そして、着陸を決断し、他の乗客にもその判断を伝えます。

main-chara.jpg
<この2人が主人公的役割を果たします。>

盲目の少女:「不吉な予感がするわ。着陸してはだめよ、だめだわ!」
とちょっと、ヒステリック気味に反対をする少女。

妻:「何か、この女の子ちょっと、うざいわ。近くにいたら、切れちゃうかも。」
幼気無い少女を批判したくはないので、私は黙っていましたが、実は、私も、ちょっとうざいなぁと思っていました。
なんというか、生意気なガキめって感じです(笑)。
生意気少女に、唯我独尊的な会社社長などなど、個性的な面々が揃って、この先の展開が楽しみです。

少女の不安ははずれ、飛行機は無事、空港に着陸することができます。
しかし、その空港は閑散として、人の気配どころか、生き物の気配すらしません。

この後は、推理小説作家先生が大活躍します。
空港内をくまなく探索した結果、作家先生が、現在の状況を分析します。

作家先生:「おそらく、私たちは、過去の世界にいるんだ。
      それも、15分程前の過去にね。
      生き物は、時間に沿って移動していて、常に現在にしか存在していない
      のだろう。
      我々は、何かの原因で、時間のひずむに落ちて、過去の世界に取り残されて
      しまったのだ。
      過去の世界は残滓みたいなもので、誰もいない空虚な世界で、
      いずれ消え去ってしまうはずだ・・・。」

学校の先生:「消え去ってしまうって・・。私たちはどうなるの?」
作家先生 :「おそらく、一緒に巻き込まれて消えてしまうことになるだろう。
       時間のひずみを見つけて、元の時間に戻れれば助かるかもしれない。」
パイロット:「そう言えば、フライト前、砂漠の上にオーロラが出ていたと言っていた。
       オーロラは、フライト針路上にあったはずだが・・・」
作家先生 :「おそらく、それが時間のひずむなんだ。
       飛行機でもう一度戻って、そこに飛び込めば、元の世界に
       戻れるかもしれない!」

生き物は、時間を移動していて、それ以外の残滓として残った物が過去であり、その残滓もしばらくすると消え去ってしまう・・・なるほど、なかなか斬新なアイディアだなぁと感心。
まぁ、過去の世界に、木とかの植物(生命)は残ったままなのは、疑問な点ではありますが、あまり細かいことを突っ込むのは止めるとしましょう。

過去の世界から脱出の目途が立ったので、飛行機に給油したりと、脱出の準備に取りかかります。
しかし、会社社長だけは、暴走してトラブルを引き起こし、あまりキャラが立っていなかった黒人男性を刺殺してしまいます。
黒人男性、キャラ的にあまり意味がなさそうな存在でしたが、殺され要員として配置されていたのかと思うと、何だか非常に気の毒な気がします。

さて、その後も、会社社長の暴走は止まらず、盲目少女の胸をナイフで刺し、重傷を負わせ、最後は、大学生に鈍器で殴打され、気絶してしまいます・・。

トラブルを何とか乗り越え、盲目少女を手当てし、飛行機に運び込み、飛行機の給油もあと少しで終わるところまで漕ぎ着けます。

すると、盲目少女が、飛行機の中で横たわりながら、テレパシーで会社社長に呼びかけます。

盲目少女:「起きて。起きるのよ。そのまま気絶していたら、置いていかれてしまうわ。」
会社社長:「・・・ん、なんだ・・・どうしたんだ・・。」
盲目少女:「みんな、あなたを必要としているわ。早く、飛行機のところまで来て!」
会社社長:「あ、ありがとう・・。わかった、今行くよ・・・。」

盲目少女、自分が刺され瀕死の重傷を負ったというのに、会社社長を助けようと言うのでしょうか。
なんて、立派な心がけ、マザー・テレサも脱帽する博愛主義です!

そんなこんなをしているうちに、世界が不穏な雰囲気になってきます。
そう、この過去の世界の消滅が近づきつつあるのです。
過去の世界の消滅は、「ランゴリアーズ」という無数の怪物が世界を食い尽くすことで消滅するのですが、「ランゴリアーズ」が近づいてくる音が大きくなってきます!

飛行機の給油が終わり、離陸の準備が整ったタイミングで、ついに、無数の「ランゴリアーズ」が出現!
同時に、会社社長もなんとか頑張って、飛行機の側まで辿り着きます。

すると、「ランゴリアーズ」は、会社社長を狙って殺到。
逃げる会社社長、追う「ランゴリアーズ」!

monster_20120912231242.jpg
<これが「ランゴリアーズ」。いがいと可愛い??>

盲目少女:「今のうちよ。
       『ランゴリアーズ』が会社社長を追っている間に、飛び立つのよ!」

・・えっ、会社社長を呼び寄せたのは、「ランゴリアーズ」のオトリにするためだったんですか!?
なんと、博愛主義者なのかと思いきや、マキャベリもびっくりな冷徹な作戦だったのですね(驚)

そして盲目少女は、会社社長オトリ大作戦を無事成功させた後、静かに息を引き取るのでした・・・。
盲目少女と会社社長の関係、やられたらやり返すみたいな、復讐劇のような幕の閉じ方で、少々、後味悪っ!

そうこうするうちに、時間の裂け目まで飛行機は到着。
裂け目に突入する直前にもトラブルが発生しますが、主人公の工作員の献身的姿勢により、窮地を脱出。
時間の裂け目を通り抜け、無事、元の世界の空港に到着します。

しかし、その空港も無人のまま・・・・果たして悲劇で終わるのか、はたまたハッピーエンドを迎えるのか!?
これは、ぜひ、この映画を見て確認して欲しいところです。

私:「外すかなと危惧したけど、結構、面白い話だったね。」
妻:「そうだね。だけど、全くホラーじゃなかったね。」

・・・確かに。ホラーのつもりで借りたのが、前提条件が全く崩れていたのでした。


【その他のレビューブログ】
好意的な評価のレビューの方が多いようです。
また、映画の中にスティーブン・キングが出ていたとのこと。うーん、それは分からなかったなぁ・・。

jamsession123goの映画レビュー
http://blog.livedoor.jp/jamsession123go/archives/51642278.html

こわいものみたさ
http://kowaimovie.blog116.fc2.com/blog-entry-293.html

m-memo
http://emumemo.blog35.fc2.com/blog-entry-111.html

肉球シネマブログ
http://marumaru333.blog62.fc2.com/blog-entry-492.html

好きな映画を探して
http://mystones.blog58.fc2.com/blog-entry-109.html

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[ 2012/09/12 23:22 ] 超常現象系 | TrackBack(0) | Comment(0)
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