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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【邦画:ホラー】 オトシモノ

【評価】★★★☆☆

otoshimono.jpg
2006年/日本
監督:古澤健
主演:沢尻エリカ


ホラー作品を探している中、沢尻エリカや小栗旬など、有名どころが出ている作品を発見。有名どころが出ているからには、それなりの作品であろうと推測し、早速レンタルです。

【ストーリー】
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主人公の女子高生・奈々の妹の友達が、駅で定期券を拾った後、行方不明になってしまった。そして、続いて、奈々の妹も同じ定期券を拾ったところ、行方不明になってしまう。
奈々は妹の行方を捜すため、色々なところに手がかりを求めるが、拾った定期券は、列車事故で死亡した女性のもので、その女性の霊が行方不明に関与しているのではないかということを突き止める。
事故が起きたトンネル内の側の駅員の協力を得て、事故現場のあったトンネル内に妹を探しに入る奈々と駅員。
トンネルを調べると、トンネルの壁が崩落し、中に広い洞窟に続いている箇所を発見、その中を探索する。
すると、その中に妹がいたが、同時に今まで行方不明になったであろう人々も横たわり、更に事故死した女性の霊もいるのだった。それらの人々が、ゾンビのようになって奈々たちに襲い掛かってくる。
それを必死によけ、なんとか洞窟の外に逃げ出すことに成功する。
洞窟内に存在する邪悪なものが、これまでの事件を引き起こしていたことを理解する奈々と駅員。
駅員は、邪悪な存在がこれ以上、人々を犠牲にすることがないよう、トンネルの爆薬をしかけ、洞窟を封じ込め、全ての決着を付けたのだった(完)。

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全体としては中途半端な出来の作品。実は、クトゥルフ神話をモチーフにした作品だったのかも・・・という気がしなくはありませんが、おそらく、それは気のせい。

落し物を拾ったところ、落し物の持ち主である死霊に取り付かれて、拾った人はどこぞに連れ去られてしまうというお話です。

落し物を拾ってしまうと、女の霊が「返してぇ~」といいながら、拾った人のところに現れ、拾った人をどこぞに連れていってしまうわけです。
拾った物は返してやるから、近づくな!と言いたくなるわけですが、そうは問屋が下ろさず、拾った人は必ず、どこかに連れ去られてしまいます。

更には、連れ去られた人は、後日、「死霊のはらわた」に出てくるような悪霊のような形相になって家族の元に戻ってきて、またもしつこく、「返してぇ~」と言いながら、家族に襲い掛かり、目玉をくりぬいていったりと、悪行三昧を繰り返すのであります・・・。

・・・とまぁ、「返してぇ」とは一体何を返せばよいのやら・・というのが、本作のストーリーの主軸となります。

主人公の奈々の妹は定期券を拾ったことから、死霊にとりつかれて行方不明になってしまいます。そこで奈々は、妹の行方を捜すことになりますが、定期券の持ち主・青沼八重子が、死霊となって妹を連れ去ったことを突き止めます。

さらに、八重子はトンネル内で事故死していたのですが、列車に轢かれた反動で、お腹にいた子供が出産していて、どうも、八重子はその子供を捜しているらしいということにまでたどり着きます。
列車に轢かれた反動で子供を出産するというのもびっくり仰天ですが、その子供は生きていて無事育っていたという展開も、なかなかのビックリな展開でした。

とりあえず、妹は八重子の事故現場に行けば何かが分かるかもしれないということで、事故現場のトンネル内に入る奈々。
そこで知った驚愕な事実は、八重子も実は邪悪な何かの犠牲者であって、一連の行方不明事件には、八重子の裏にもっと大きな黒幕がいたということ。

映画を頑張ってもりあげてくれた、死霊・八重子が、実は端役だったとは・・・。
うーむ、この設定にだけは一本とられました。
言ってみれば、「リング」で貞子が実は脇役だったと言っているのと同じわけですから。
なかなか、大胆な設定は、沢尻エリカの「ヘルタースケルター」での脱ぎっぷりくらいに大胆かもしれません(「ヘルタースケルター」、見てないので実際のところ知りませんが・・・)。

事故現場のトンネルを調べていると、そばの壁が崩れ、そこから、広大な洞窟に繋がっています。
洞窟の中には、怪しげな邪神像と、行方不明になった人々(の死体?)が大量に横たわっているのでした。
その中で、無事妹を見つけ助け出すことに成功しますが、同時に、横たわっていた死体たちがゾンビになって大量に襲ってきます。

この辺りの展開は、ちょっと、クトゥルフ神話っぽいですね。
怪しげな邪神教と、退化したかのような生き物たち・・・。

なんとか洞窟の外に逃げ出した奈々たちですが、ゾンビたちは洞窟の外からトンネル内にも溢れかえってきます。
奈々たちは、脱出用に用意していた貨物列車に乗ったかと思うと、ゾンビたちに向かって発進。
ゾンビたちを、ぶちぶちとひき殺しながら、無事トンネルから脱出するのでした・・・って、おい、容赦ないな!ゾンビよりも、無慈悲にゾンビをミンチにする奈々こと沢尻エリカに驚愕だったのでした。

たぶん、ゾンビをミンチにした感想を奈々(沢尻エリカ)に聞いても「別に」としか言わないのだろうなぁ(・・・ネタが古っ!)

ラストは、奈々に協力した駅員が、トンネルを爆破、洞窟を封じ込め万事決着。
駅員は、当然警察に捕まりますが、そのニュースを見た奈々が「これで、解決ね」と冷酷に言い放つ姿は、後年の冷徹な沢尻エリカを彷彿とさせて、なかなか興味深い決着だったのでした(笑)。

それにしても、最後は、クトゥルフ神話に、ゾンビ列車大量ひき殺しと、ハチャメチャな展開になり、製作者はどっかぶち切れてしまったかのような印象で、さらに、洞窟の謎も放置プレイだったので、途中で投げ出してしまったのかと思いました。


【その他のレビューブログ】
「終盤で突如、大風呂敷が広がる。これには意表を突かれた。その終盤の設定は、クトゥルフ的な世界観を思わせるが、公式では鬼子母神という設定らしい」というコメントがありましたが、クトゥルフ神話的な印象を持った人はいるようでした。

エイプリル・フール
http://katameriouzi.blog.shinobi.jp/%E6%97%A5%E5%B8%B8/%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84%E8%89%B2%E3%80%85%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82%EF%BC%88%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E3%82%AA%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%80%8D%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC%E6%B3%A8%E6%84%8F

-映画感想垂れ流し-
http://takazaki.nobody.jp/text/otoshi.html

萌え理論
http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20110619/p1

すきなものだけでいいです
http://sukifilm.blog53.fc2.com/blog-entry-454.html

ゾンビの数だけ抱きしめて
http://ameblo.jp/fresh560123/entry-11258991250.html

アマゾン カスタマーレビュー
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000HXDHB4/ref=cm_cr_dp_see_all_summary/375-3502635-1941634?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=byRankDescending

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