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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【洋画:西洋史】 スパルタ総攻撃

【評価】★★★☆☆

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1962年/アメリカ
監督:ルドルフ・マテ
主演:リチャード・イーガン

昔のペルシアとギリシアの戦争を描いた作品。少し前に流行った映画「300」の昔版ですな(昔版とか言うな)。以前から気になっていたのでレンタル。

【ストーリー】
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紀元前480年。ペルシア王クセルクセスは、ギリシャへの侵攻を開始。
スパルタ王レオニダスは、ペルシアの侵攻を防ぐべく、軍を招集するが、議会の反対にあい、300名の兵しか引き連れていくことができない。
そこで、狭隘な地テルモピュライでペルシアの大軍を迎え撃つ作戦を立てる。
300名の寡兵ながら地の利を活かし、ペルシアの大軍を数度に渡り撃退するが、テルモピュライの裏に回り込む間道を見つけたペルシア軍は、レオニダス軍の裏に回り込むことに成功。挟撃されたレオニダス軍は、降伏することなく果敢に戦い、全滅するのだった。
その後、ギリシアへの侵攻を続けるペルシア王だったが、海戦で手痛い敗北を喫し、ギリシア遠征に失敗するのだった(完)。
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【映画「300」の昔版】

数年前、300名の寡兵でペルシアの大軍を迎え撃ったスパルタ軍を描いた映画「300」が流行り、続編まで作られましたが、本作品は、映画「300」の昔版。
こちらの映画の方が、先に作られたのだから、映画「300」の昔版という言い方は非常に失礼ですな。



【スパルタ人=お祭り男】

映画「300」は、以前観ましたが、記憶には、マッチョ映画だったなぁという、謎の印象しか残っていませんが(笑)、本作は、テルモピュライの戦いに至るまでの経緯なども丁寧に描かれており、史劇映画という趣の強い映画です。

スパルタ王が、侵攻してくるペルシア軍を迎え撃つべく、軍を招集しようとしますが、議会は、「大事なお祭りが終わった後でないと、軍は出せない」と主張。緊急を要するスパルタ王は、300名の親衛隊のみを率いて進撃する羽目に。

どんだけ、重要な祭りなんだと、ツッコミが入りそうですが、その祭りがサンバ祭りとかだったら仕方がないな(・・・なぜだ)と思ったりして。
スパルタ人のイメージって、「お祭り男」っぽい感じなので、お祭り命の人たちなのかもしれません。



【まさかの「死んだふり作戦」】

そして、メインとなるテルモピュライの戦いへ。
ペルシア軍が、大軍の利を活かさない力押し作戦ばかりなので、少々、面白みに欠ける点はあるものの、スパルタ軍が、「死んだふり作戦」とか、なかなか面白い作戦を実行していたのは見ものでした。

ただし、戦いっぷりは、やはり、映画「300」の方が迫力あるかなぁと思うところですが、これは、最新技術や映画シナリオ技術の進歩など、昔より今の方がよりよくなるから仕方がない点ですね。

ラスト、ペルシア軍が、間道を発見し、スパルタ軍を包囲することに成功。
スパルタ軍は降伏を潔しとせず、包囲したペルシア軍が浴びせかける大量の矢を受け、バタバタと倒れていくシーンは、悲劇的ではありますが、美しさを感じました。

潔く死を選ぶというのは、日本人的にはグッとくるところですが、太平洋戦争の日本軍の玉砕精神と照らしてみると、こういうシーンでグッとくるというのも、我ながらどうかなと、ちょっと心に引っかかるところもあったのでした。

映画と現実はきちんと区別してということなのかなぁ。
この手の映画を見ると、つい、そういうことを考えてしまいますね。


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[ 2019/04/29 00:00 ] 西洋史 | TrackBack(0) | Comment(0)
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