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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【洋画:戦争】 ロシアン・スナイパー

【評価】★★★★☆

rosian_sniper.jpg 
2015年/ロシア
監督:セルゲイ・モクリツキー
主演:ユリア・ペレシルド

映画「アメリカン・スナイパー」がヒットしたのと同時期に、このタイトルで映画出しますか、と非常に鼻白んだ作品でしたが、結局、レンタルしてしまったのでした。

【ストーリー】
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第二次大戦下のソビエト。
リュドミラ・パヴリチェンコは女性ながら、射撃の才能を買われスナイパーとして養成、戦場に立つことになる。
時は、ナチスドイツがソビエトへの侵攻を開始し、空前の危機に陥るソビエト。
リュドミラは、スナイパーとして活躍し、倒した敵の数は309名。ソビエト、ドイツ双方から、最も有名なスナイパーとして注目を浴びるようになる。
しかし、その一方で、戦場を共にした恋人や友人を次々と失い、戦争の悲劇も味わうことになる。
戦争で多大な功績を果たし、抜群の知名度を得たリュドミラは、今度は、アメリカに外交官として派遣され、アメリカが戦争に参加するように働きかけを行い、アメリカ国民に強い感銘を与えることに成功する。
戦争が終結し、冷戦下の時代となるが、フランクリン元米国大統領夫人のソビエト訪問が実現する。戦争中、リュドミラと交流のあったフランクリン元大統領夫人は、リュドミラと再会し、往時を懐かしむのだった(完)。
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【女性が戦場に立つ】

映画「アメリカン・スナイパー」はイラク戦争の話でしたが、こちらは、第二次大戦の話。
第二次大戦のソビエトのスナイパーを描いた作品としては、映画「スターリングラード」がありますが、本作は、スナイパーの部分よりも、女性兵士や戦争そのものに焦点を当てた印象があります。

しかし、当時のソビエトというのは先進的というか、女性も積極的に戦場に立っていたとは、日本では考えられない話で、アングロサクソンの強さと言うべきか、なんともはや・・。



【タフネスさがさすが】

主人公のリュドミラ、その決意のほどが輝かしくさえあります。
スナイパーとしての名声を得た後、アメリカに使節団として派遣され、そこで、「あなたは、戦場で何人の人間を殺したの?」と聞かれ、「殺したのは人間じゃありません。ファシストを309人、殺しました」なんて、ちゅうちょなく、言い切る精神力。

このタフネスさがあったからこその、スナイパーとして名声を得られたということでしょうか。



【スナイパー・・・忍耐のいる仕事】

309名を倒したというだけあって、スナイパーとしての活躍シーンは、ゴルゴ13並みです。
銃弾3発で戦車を撃破なんていうシーンもありますが、2発の銃弾で、戦車の小さな窓ガラスを突き破り、3発目で中の操縦士を射殺・・・って、こりゃ、ゴルゴ13もびっくりかも。

一方で、スナイパーって、忍耐もいるなぁと思うのは、映画「アメリカン・スナイパー」でも感じたところ。
待って待って、一瞬のチャンスで射殺・・・という流れのため、「今日は何に倒したの」、「2人よ。上出来よ」なんていう会話もあったりで、意外と、効率は良くなさそうだなぁと感じたりもしました。
一日二人も殺せば十分かもしれませんが、無双っぷりを見せて、一気に何十人も抹殺・・・なんてのはないのでしょうね。



【いつまで背中に隠れているのですか】

スナイパーとして有名になった後は、同盟国として戦争への参加をアメリカに促すため、使節団の一員として、アメリカに赴くことになります。
当時のソビエトって、女性を戦場や外交団として組み込むなど、結構、女性、男性に関係なく活躍の場を与えるなんていうのは、だいぶ進歩的だなぁなんて思いました。

それでも、男性同僚にやっかまれたりして、なかなか大変そうではありましたが。

そんな陰湿な妨害も物ともせず、リュドミラはこう演説します。

「私は、ファシストを309名倒しました。ヒトラーをのさばらせないためには戦わなければなりません。あなた方は、私の背中に、いつまで隠れているつもりですか?」

なかなか、端的でグサッとくるスピーチです。

女性の細腕(?)で、309名を倒したという実績が、強いインパクトを与えるのでしょうか。
それにしても、すごい女性がいたものですね。



【その他のレビューブログ】
本題は「セヴァストポリの戦い」だそうです。やっぱり、「アメリカン・スナイパー」を意識した邦題だったか。まぁ、スナイパーの話なので、間違ったタイトルではないですが、便乗タイトルというのは、どうも、映画の評価を低めてしまう気がします。

ただ文句が言いたくて

MIHOシネマ

戦争映画中央評議会

日々帳

ちゅうたイズム

映画ベース

アマゾン カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/ロシアン・スナイパー-DVD-ユリア・ペレシルド



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[ 2018/04/05 00:00 ] 第二次大戦 | TrackBack(0) | Comment(0)
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kappa1973

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