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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【書籍:ファンタジー】 蜘蛛ですが、なにか?(第1巻)

【評価】★★★☆☆

spider_nanika1.jpg 
著者:馬場 翁
出版:KADOKAWA



【蜘蛛ですか】

時間待ちの暇つぶしに読んだ本。
タイトルから見て、なんだこれ?と思い、まぁ、時間つぶしになればいいやと思って読みましたが、意外と面白く読めました。

女子高生が、転生してRPGの蜘蛛型モンスターに生まれ変わってしまうという話。
発想が、無茶ではある(笑)。



【大昔流行ったTRPGみたいかな】

朝起きたら毒虫だった(カフカ)みたいな不条理作品は昔からありますが、不条理を追求する目的ではなく、主人公を蜘蛛にするというのはなかなか大胆ではないでしょうか。

ただ、内容は、テレビゲーム(?)のRPGの実況中継さながらで、大昔、TRPGというテーブル型RPGが流行って、進行役が中継しながらゲームを進めていくというものがあり、その進行の様子が雑誌や本として出版されていた時期もありましたが、そんなものを彷彿とさせます。



【歴史の名合戦を彷彿】

弱小モンスターである主人公が、幾多のピンチを潜り抜けレベルアップ(成長ではなくレベルアップ!)する様子が描かれますが、本編最後の、100匹あまりの猿型モンスターとの死闘の場面は、読みごたえがありました。

緻密な戦術を駆使して、地の理や能力の利点を生かし、猿型モンスターを撃破するシーンは、歴史小説とか好きな人にははまるかも。
あたかも、寡兵で大軍の今川義元を討ち取る織田信長の如きではあります。

まぁ、設定的には、蜘蛛の巣に立てこもって、迎え撃つというものだったので、千早城に立てこもる楠木正成あたりが例えとしては正しいかもしれませんが。
いずれにせよ、ラストの死闘、攻防戦は、歴史上の名合戦を彷彿とさせました。

なお、この感じだと、続編がその先にあるようです(調べたら実際にあった)。
続編を積極的に読むかは分かりませんが、時間つぶしにどっかの本棚に置いてあったら、続編を手に取るだろうと思います。微妙な誉め加減になってしまった・・・・が、なかなか面白かったですよ。




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【書籍:SF】 となり町戦争

【評価】★★★★☆

tonaritown_war.jpg 
著者:三崎亜記
出版:集英社


【市民と行政の認識の齟齬】

町おこしや地域振興を目的として、市町村が近隣の市町村と戦争をするという、奇妙な設定のお話。
当然、一般市民である主人公は、「なぜ、戦争をすることが地域発展になるのか?」とか、「そもそも、戦争をする意味があるのか」と言った疑問を感じ、町の「となり町戦争担当室」の職員にその疑問をぶつけるのですが、「素朴な疑問は、行政の論理の表面で上滑りしていく」様子がなかなかリアル。

「戦争をすれば、町民にも犠牲者がでるわけですよね?行政が一人一人の住民の幸せを実現するために事業を実施しているとすれば、戦争は行政の目的にそぐわないのでは?」

「確かにおっしゃるとおりですが、行政は、一人一人の住民の個別事情を勘案して、あやふやな基準で便宜を図れば、行政の運営はなし崩し的に崩れてしまいます。戦争の実施は、全体を見れば長期的には地域の発展や振興につながるものですので、その実施は適切だと考えます」

といった感じで、質問に対する答えが、どうも、ズレがあるのではないか、聞きたいことには答えていないのではないか、というやり取りが頻発し、市民と行政の認識にずれというのが非常にリアルに表現されています。



【戦争のイメージ】

また、本書を読んでいて、はっと思わされたことは、戦争への認識とその現実。
主人公は、自分の住む町がとなり町と戦争を始めたことを、町の広報誌で知ることとなり、その状況も「死亡者30名(うち戦死者18名)」といった、町の広報誌の淡々とした知らせの中で知ることになります。

しかし、現実には、自分の住む町や隣町で銃火や戦闘を目にすることはなく、戦争を現実感として認識することができずに、戦争が始まり、そして終わってしまいます。

日本人にとって戦争というと、相当昔になり、経験者も数少ないはずですが、太平洋戦争のイメージが強いのだと思います(京都の人にとって、戦争とは、応仁の乱のことどすえ、なんていう冗談もありますが)。

戦争が、宣戦布告によって始まり、お互いの軍事力が衝突し、爆撃や占領など、状況によっては自分の住む場所が戦場になる-こんなイメージではないかと思いますが、近年の戦争は、こんなイメージとは程遠くなっています。

本書でも、戦争はそのようなイメージとはかけ離れ、絶対悪でも美化された形でもない予想しえない形で自分たちを取り込んでいく様子が描かれています。
確かに、固定的なイメージを持ちすぎていると、そのイメージとずれた現実があった時に、きちんと認識できなくなるのかもしれないとも感じました。

現在の日本が戦争をしていると思っている人は、ほとんどいないのではないかと思いますが、それは太平洋戦争のようなものを戦争と思っているからであって、例えば、日報問題などで話題となっている自衛隊の海外派遣なども、新たな形の戦争と考えれば、日本は、戦後も、戦争をしているという見方もあるのかもしれません。

固定概念って、結構危険なのかもと思いながら本書を読んでいました。



【リアルな行政の実態】

本書は、行政の事業を、「戦争という事業」に置き換えるとどんな感じになるか、という実験的な内容とも言え、著者は、行政組織に関わったことがありそうなほど、リアルな描写でした。

「この戦争はいつ頃から計画されていたのですか?」

「もう、15年ほど前でしょうか。第〇次××町地域振興計画の中で、まずは調査費という名目で予算が計上され、調査が行われた後、今回の戦争が実現しました。」

・・・まじで、ありそうな設定です(笑)。

戦争終結後、「結局、この戦争はどちらが勝ったのですか?」という質問にも、「単純に勝ち負けという視点で判断することは難しいです。戦争の目的は、戦争の実施による地域振興や公共事業の進展ですから。今後、戦争の成果をそれらの目的に結び付けていくことが重要です」なんて、確かに、行政の事業に「勝ち負け」の概念はないだろうな、なんて思わず笑ってしまう、やり取りも出てきます。

やっぱり、一市民と行政の視点って、だいぶ違いがありズレがあるんだろうな、そんなことを思わせる作品でした。



======================
【『となり町戦争』より】
抽象的、概念的な戦争っていうのは、どんな戦争なんだ

(書き出し)
となり町との戦争がはじまる。

(結び)
今のこの一歩が、この現実を、そして私自身を、いったいどこへ導こうとしているのかもわからぬままに。
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【書籍:ファンタジー】 一鬼夜行

【評価】★★☆☆☆

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著者:小松エメル
出版:ポプラ文庫


舞台は明治時代。
百鬼夜行の最中に、空から落ちてきた鬼を巡る騒動を描いたファンタジー作品。

呑気で掴みどころのない、小生意気な子供キャラの鬼に、鬼の世話をすることになった人間不信の青年。そして、その青年の友人に、異父妹にと、更に河童や件(くだん)、天狗と言った妖怪なども登場します。

ストーリーは、空から落ちてきた鬼を百鬼夜行に戻れるよう、あれやこれやと奮闘する中で、色々な事件に巻き込まれるというもので、主人公を含め、本書に登場するキャラクターは、何がしかの過去を背負っていて、それぞれ心に傷を負っているという設定になっています。

言わば、妖怪を題材にした人情もの仕立ての作品となっています。
そして、主人公(鬼や世話役の青年)と対立したり敵対したりするように見える人間、妖怪なども出てきますが、結局のところ、なんだかんだ言って、みんな良い人(妖怪)。

こういう設定は、安心して読める一方、あんまりにも良い人(妖怪)ばかりな上に、表面は意地悪いことを言うものの、本音は人情味溢れるみたいなキャラばかりで、世知辛い大人から見ると、なんだかお尻がムズムズします、と言って、尻にギョウチュウが居るわけではない(笑)。

主人公の鬼も、元々は化け猫で、世話になった飼い主の首を取ってくれば、化け猫より上級の妖怪・猫又になれるところ、心優しさから飼い主の首を取らずに、結局、色々な経緯を経て、化け猫から鬼に転身したという設定。

という感じで、皆が皆、心優しい人・妖怪ばかりが集まってきていて、善意ばかりの人が集う宗教団体にでも紛れ込んでしまった居心地の悪さ、気持ち悪さを感じてしまいます。
これは、読者側の性格の良さ(悪さ)で、感じ方が反映されてしまうのかもしれませんが。

作品は、一つの流れになってはいるものの、いくつかの事件が起こり解決するという単位の短編が連なる形式になっており、これら事件の黒幕には、主人公の鬼に恨みを持つ天狗の存在していており、最後の最後で、ラスボスとして登場。

しかし、しつこく繰り返しになりますが、本作、悪人(悪い妖怪)は一切出てこないので、このラスボスも、主人公の鬼と邂逅し、結局、良い妖怪だったのでした。
いやぁ、ほんと、良い奴だらけだなぁ(笑)。

世の中、そうだといいとは思うものの、やっぱり、気持ち悪さがあるかなぁ。

本作、恨みや嫉妬、敵愾心など、人間(妖怪?)のドロドロした面を作品の中に取り込んでいるにも関わらず、登場人物が皆が皆、極端な善人であるが故に、このドロドロさえ、サラサラの健康な血液に還元してしまい、ドロドロさが活かされていません。

要すれば、善人ばっかり集まっても、話が盛り上がらないということ。
悪い奴とかダメ人間(妖怪)とか、陽性のキャラだけでなく、陰性のキャラも上手く配置しないと、話が面白くならない。

そのため、本書は、私にとっては非常に物足りなさを感じさせました。
善人ばかりの話を読んで、物足りなさを感じる辺り、性格的に問題があるのかもしれません(笑)。


【『一鬼夜行』より】
 
「・・・事実というものは、真だけで出来ているものではない。その中には多分に嘘も混ざっている。真だけで事実が出来たら素晴らしいが、それだけではとても成り立つまい」
 
(書き出し)
「-首を?」
訝しむ声が、洞内にぽつんと落とされた。
 
(結び)
もう一度だけ手招きをして、声と同じような温かさで喜蔵は笑った。
 



【書籍:ファンタジー】 朧月市役所妖怪課 河童コロッケ

【評価】★★★★☆

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著者:青柳碧人
出版:角川文庫


市役所志望の主人公が、臨時職員として派遣されたのが、妖怪溢れる朧月市。
そして、朧月市役所には、人に被害を及ぼす妖怪を封じることを目的とした部署、その名も「妖怪課」があり、主人公は、その「妖怪課」で働くことになるのでした・・・というストーリー。

妖怪封じというと、非常に特異な印象ですが、妖怪というフィルターを外して考えると、害鳥獣駆除対策課の特殊版といった風に見えなくもありません。
本書の面白いところが、主人公が配属された市役所は、妖怪課も含め、全体的にお役所仕事が蔓延して、事なかれ主義、やる気に欠ける体質となっている点。

こういった市役所のお役所主義、事なかれ主義を、新風を吹き込む形で主人公がどうやって変えていくか、影響力を及ぼしていくか・・・そんな話の流れになっていて、ある種の企業小説(公務員小説)の変形版-例えば、桂望実氏の「県庁の星」や、萩原浩氏の「メリーゴーランド」に相通ずるものがあります。

その意味で、妖怪を扱った単なるファンタジー作品ではなく、市役所の組織のあり方や組織人としての行き方などを描いた企業小説としての面白みも期待できそうな作品です。

本書の前半から中盤にかけては、今一やる気に欠け、お役所仕事が身に付いた「妖怪課」の職員の面々に戸惑いながら、自身の持つ公務員の理想像に問いかけながら、「妖怪課」の仕事に取り組む主人公の姿が描かれます。

そして、後半、妖怪と人々の共存という夢を持つ市長が登場することになりますが、その中で、妖怪の扱いを巡る、市役所と市民・民間の対立構造が明らかになり、妖怪の処理について、民営化を訴える先鋭的な団体が登場してくるわけです。

この民営化、そもそもは、市役所の組織である「妖怪課」があまりにお役所仕事すぎて、妖怪封じの仕事が市民の要望に沿っていないという問題から発生してきており、ある意味、市役所の自業自得の面があるのですが、突如湧き上がる民営化の要望に揺れる市役所、その渦中で、主人公はどう動く!?というところで、本書は終了。

そうなんです、この本、一冊で完結しておらず、シリーズ作品の1作目でした。
まじ、こんなところでお終い?? 正直、フラストレーションが溜まりました。
ということで、出来れば、続編もブックオフで探して読んでみたいと思っていますが、こういうシリーズ作品、出来れば、それぞれの巻で、とりあえず話が完結してくれてれば良いのにと思います。

そうじゃないと、結局、全シリーズを読まないことには、もやもや感が残ってしまうので、まぁ、それが作者の狙いなのかもしれませんが、やっぱり、読者側としては、続編があるにせよ、続編を読まないと話がまとまらないというのは、止めてほしい、強く思うのでした。


【『朧月市役所妖怪課』より】
 
システムを変えるのは俺たち末端の公務員の仕事じゃないんだよ。システムを変えたきゃ、選挙に出て議員か市長になれよ。俺らは、政治家の決めたことを滞りなく遂行するのが仕事なんだ
 
(書き出し)
-河狒狒(朧月市条例指定妖怪 登録番号105)★
水中に棲み、手足が長く緑色の長い毛が生えている。顔は猿に似るが、嘴があり、鳥のようにも見える。
 
(結び)
一般には知られていない隠れ里のような自治体で、今、自分が激動の渦中にあることを、秀也は実感しはじめていた。
 



【書籍:ファンタジー】 魔法使いの王国

【評価】★★★☆☆

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著者:レイ・カーソン
訳者:杉田七重
出版:創元推理文庫


「炎と茨の王女」シリーズの第3弾で結末編。

第2弾、「白金の王冠」の最後で、主人公エリサの最愛の男性が、敵国インビエルノの捕虜となり連れ去られてしまったことから、最愛の男性を取り戻すべく、敵国インビエルノに乗り込むというお話。

「白金の王冠」の感想で書きましたが、このシリーズ、本質は旅行小説。
「炎と茨の王女」が砂漠の旅を、「白金の王冠」が海洋旅行を、そして、本作では、山岳と洞窟探検がテーマになっています。

1作目の「炎と茨の王女」で、主人公エリサは、巨漢太っちょ不細工少女という設定で、性格も卑屈なほど内向的だったのですが、1作目の終盤で砂漠旅行の効果でダイエットに成功、美少女キャラに生まれ変わったためか、2作目以降からは、王女としての権力を握り、なんだか、非常に高圧な権威主義的なキャラに生まれ変わっています。

エリサ毒殺未遂事件(2作目「白金の王冠」)が発生すると、犯人とは関わりはないものの、同じ調理場にいた料理人全員を、「女王の権威を見せつけるため」、敢えて鞭打ちの刑を執行したり、敵国インビエルノに対抗するため、隣国の友邦国2国に対し、エリサの魔法の力を見せつけ臣従を誓わせたり、1作目の卑屈キャラとは一転、鉄の処女ならぬ、鉄の女ぶりを発揮です(ちなみに「鉄の処女」とは、とっても怖い拷問・処刑道具です)。

そんなエリサ、2作目で超強力魔法を操れるようになったので、色々とピンチに見舞われるものの、ほぼ怖いものなし。
敵国インビエルノに乗り込み、最愛の男性を救出した後は、魔法の力でインビエルノにある火山を噴火させインビエルノを壊滅状態に追い込んだり、インビエルノの80人ほどの魔法使い部隊を、ほぼ一人でやっつけたりと、やりたい放題。
魔法強すぎ・・・。

この魔法の強さは、小説内のパワーバランスを崩し過ぎた感があります。
ハリーポッターのように、潜在的能力はあるものの、自身の怠惰さ(?)により、最後まで魔法の使い手としては不器用なまま、というくらいの設定の方が、この話も面白かった気がします。

やはり、1作目後半で、主人公エリサが、綺麗になり魅力的になったことで、話の魅力を半減させたきらいはあるかも。
主人公が魅力的になることで、話が魅力的でなくなる・・・なんとも不思議な関係ですが、やはり、主人公は強ければ良いとか綺麗なら良いというものでもないのかも。
1作目序盤の巨漢デブ不細工少女エリサが懐かしい!

さすがに、魔法力が強すぎると著者も思ったのか、主人公エリサがインビエルノを屈服させた後で、エリサの魔法の源泉であったヘソに宿ったゴッド・ストーンがポロッと取れて、魔法力を失うこととなります。
大きなヘソのゴマが取れたみたいで、なんか微妙な感じもありますが(笑)。

ゴッド・ストーンを失った後で、エリサにはもう一仕事残されていました。
それは、自国ホヤ・ド・アレナで反乱を起こした重臣たちの鎮圧作戦。

エリサは魔法が使えなくなったので、「私に一つ、考えがあります」とアイディア、作戦を自ら提案し、智者ぶりを発揮。
実は、第1作目のとき、主人公エリサの設定は、古くから伝わる戦略書を暗唱しており、戦術・戦略には非常に精通しているということになっていました。
例えると、「孫子の兵法」に精通しているみたいな感じでしょうか。

1作目では、その設定が多少生きていて、エリサが物事を判断する際に、「戦略書には、こんなことが書いてあったわ」と、戦略書の指針やら訓示と照らし合わせる場面が何度も出てきたのですが、1作目の中盤辺りで、魔法色が強い展開になるにつれ、「戦術・戦略通のエリサ」という設定は全く出てこなくなっていました。

3作目終盤で、魔法力を失ったところで、「戦術・戦略通のエリサ」という設定が蘇ってきたようです。
・・・明らかに、作者がその設定を忘れていて、最後の最後に思い出したのだろうと思います(笑)。
強大な魔法力でごり押しする展開より、知恵を絞って打開策を見つけていく方が、物語としては面白いので、エリサのヘソから、ゴッド・ストーンが取れてしまった方が物語的には大歓迎です。

そして、無事、自身の作戦により反乱を起こした重臣たちを鎮圧、近隣の友邦国を従え、敵国インビエルノとも和平条約の締結を結ぶことに成功し、主人公エリサは、名実ともに、周辺諸国に君臨する帝国の女王となって、目出度し目出度しとなるのでした。

ちなみに、2作目で大いに盛り上がっていた(?)エリサの処女はいつ失われるのか問題(笑)も、本作3作目で無事果たされておりました。

シリーズ3作、全て読み終えましたが、1作目はなかなか面白かったのですが、2作目以降は、魔法力が強すぎてバランスが崩れすぎた上に、主人公エリサのキャラが妙に高飛車な感じに変わって、失速気味の感があったかなぁと思います。

しつこく繰り返しますが、やっぱり、巨漢デブ不細工少女エリサが懐かしい!


【『魔法使いの王国』より】
 
友好はかように難しい。戦争を始めるほうがずっと簡単だ。相手を殺すより、許すほうが、多大な力が必要になる。
 
(書き出し)
わたしたちは先を急いでいる。
 
(結び)
「じゃあ、その力を見せなさい」わたしは命じた。
彼は命令に従った。
 

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プロフィール

kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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