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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【洋画:ホラー】WITHIN -恐怖が潜む家

【評価】★★★☆☆

within.jpg 
2016年/アメリカ
監督:フィル・クレイドン
主演:マイケル・ヴァルタン

妻が好きなゴーストハウス系ホラー(家の中で幽霊が出現する系のホラーを勝手に総称してます)っぽいのでレンタル。

【ストーリー】
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新居に引っ越してきた主人公一家。
しかし、その家は、10年ほど前、住人が一家心中した、いわくつきの家であった。
引っ越し早々、モノがなくなったり、扉が勝手に開いたりと、不審な状況が続く。
最初は、家の鍵を取り付けた業者の仕業と思われ、実際にそれも一つの原因であったが、鍵業者がいなくなっても、不審なことは続くのだった。
実は、一家心中した家族の中に、生き残っていた精神を病んだ少年が、心中後も、家の屋根裏や壁の中で、密かに生活し続けていたのだった。
少年は、精神を病んだまま成長し、暴力衝動や殺人衝動を抱えていたことから、家に引っ越してきた住人を次々と殺害しており、主人公一家もターゲットにされてしまう。
事態を察知した主人公一家は、対抗措置を講じるが、壁に潜む青年の方が一枚上手で、主人公家族は皆殺しにされてしまうのだった(完)。
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【幽霊映画と思ったら】

幽霊映画かと思ったらさにあらず、家の屋根裏に密かに隠れ住む不法住人の話でした。
ホラーのジャンルは、幽霊から狂人まで幅が広いので、どのジャンルなのかを見極めるのは難しいですね。

幽霊話だと、超常現象のため、正体が種明かしされても、その対処法を見つけることが難しいので、その後は、話は盛り上げることができますが、実際の生身の人間が犯人のお話だと、正体が明らかになった時点で、話の7、8割はかたが付いてしまった印象もあるので、その後に盛り上げるのは難しいですね。

今回、この映画も、中盤くらいに、不審な出来事の原因(屋根裏に住む不法住人の正体)が明らかになってしまい、その後、失速気味だったかなぁという印象。



【アメリカはおかしな人ばかり?】

今回の映画、おかしな人が多いこと。
まず、主人公の父親。引っ越す家が、10年前、一家心中が起きた家だと知っていて、家族に隠して、引っ越しを強行。
後にそれがばれて、娘から、「父親が屑だってことが、よくわかったわ」と罵倒されてましたが、そりゃそうだろう。

ちなみに、父親の言い分、「ヨーロッパだったら、100年以上も経過した家なんか結構あるし、100年もあればいろんなことが起きているけど、そんなの気にしていたら、住むことができないだろう」。
娘は、「その論法、大嫌い!」で一蹴。
ま、その理屈で人を納得させることはできないと思うな。

次に、鍵屋。鍵を取り換えたのをいいことに、合鍵を使って、他人の家に侵入し、やりたい放題。アメリカは、こんな人ばっかりですか???

そして、屋根裏の住人・・・。

ちなみに、鍵屋は、主人公宅に不法侵入したところ、屋根裏の住人によって殺されてしまいます。犯罪者バトルロワイアルですな・・・。



【警察が不手際すぎ・・・】

ラストでは、屋根裏に住む不法住人の存在を探知した主人公一家が警察に通報。警察は屋根裏を探し、不法住人を捕まえますが、実は、捕まえたと思った人間は、不法住人によって瀕死の状態にされていた被害者。

不法住人が逮捕されて一安心だと思った主人公一家ですが、警察の逮捕を免れた不法住人の反撃により、一家全滅・・・。

警察、不手際すぎ・・・・。日本もアメリカも警察の不手際多すぎですな・・。

映画終了後、こんなクレジットが、「現在、アメリカでは、経済の不況などにより、不法に屋根裏に住む人が急増している・・・。」

まじか!!
確か、少し前、日本でも、屋根裏に長年不法に住み続けた人(空き家ではなく、人が住んでいる家で)が逮捕されたなんて事件ありましたし、この映画のような事件もフィクションではない!?



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【洋画:ホラー】 ラザロ・エフェクト

【評価】★★★☆☆

lazarus_effect.jpg
2015年/アメリカ
監督:デヴィッド・ゲルブ
主演:オリヴィア・ワイルド

死んだ人をよみがえらせる・・・んん、ゾンビ????、ということで、猫にマタタビ状態で速攻でレンタルしたのでした。

【ストーリー】
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死者を生き返らせる血清の開発に成功した研究グループ。
実験の最中、不慮の事故で、仲間の一人が死んでしまう。
動物実験で成功した血清を使い、死んだ仲間を生き返らせることに成功するものの、生き返った仲間は、人間を超越した能力を身に着け、しかも邪悪な存在になっていたのだった。
次々と、研究仲間は殺され、今度は、殺された仲間が、血清を使って蘇らされようとしているのだった(完)。

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【定番のストーリー】

死者をよみがえらせたら、想像もしない事態になってしまった・・・という話は、大昔から定番で、その最右翼がゾンビ映画です。
本作は、死者をよみがえらせるという話ではありますが、ゾンビ映画ではなく、うーん、なんと言うべきでしょうか・・・結構地味な作品です。
生き返った者が邪悪な存在になっていたというのは、ゾンビ映画は、まさにそのまんまですが、古くは、スティーブン・キング原作の「ペット・セメタリ―」なんていう作品もあります。
「ペット・セメタリ―」は怖くて切ない話だったなぁ(本の方)と思うわけですが、同じような設定でも、こうも違っちゃうものですね。


【生き返ったらスーパーサイヤ人に】

本作は、一言で言うと、よみがえった人が、邪悪なスーパーサイヤ人になって、てんやわんやの大騒ぎという内容です。
本作でよみがえった人は、念動力で人はふっとばすは、ロッカーごと押しつぶしたり、ボールペンを飛ばして、のどに突き刺したりと、生き返ったら、戦闘力が1000倍くらいアップした感じになってます。
・・・もしや、死んでる間に、「精神と時の部屋」で修業を積んできたとか!?(ドラゴンボールネタです)
しかも、性格は大いにひん曲がってしまっているというオマケつき。
「もしや、死んでる時に、地獄を見たから、邪悪な存在になってしまったのか!?」と映画の中では、そう突っ込まれてましたが、確かに、「精神と時の部屋」の地獄の特訓で、性格がねじ曲がった可能性はありそうだ、うんうん。


【天下一武闘会に続く】

結局、生き返ったスーパーサイヤ人(?)は、仲間を皆殺しにして、再度、血清を使ってよみがえらせようとする、というエンディングとなります。
仲間が生き返るところまでは描かれていませんが、生き返ったら、やっぱりみんな、戦闘力が1000倍はアップして、性格も大いに歪んで好戦的になっているのでしょうか・・・。
とすると、本作、続編を作るとすると、よみがえったメンバーたちで、天下一武闘会を開いて一番強い奴を決める・・・こんなストーリーが良いかもしれない。
続編は、格闘映画。これは期待できるかも(笑)。


【洋画:ホラー】 ザ・ボーイ -人形少年の館

【評価】★★★☆☆

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2016年/アメリカ
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
主演:ローレン・コーハン


DVDの予告を見て、なんとなーく気になっていた作品。
ゾンビ以外のホラーも借りてみようということでレンタル。

【ストーリー】
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旅行に出かける老夫婦に息子の世話で雇われた主人公グレタ。
広大な屋敷を訪れ、世話をする息子を紹介されたが、その息子は、少年の姿の人形であった。
老夫婦は、人形をあたかも生きている子供であるかのように接する姿を見て、不気味さを覚えるグレタだったが、様々な事情を持つグレタは、老夫婦が旅行で留守にする間、少年の人形の世話をすることを引き受ける。
老夫婦が旅行で行ってしまうと、グレタは、老夫婦から頼まれた人形の世話を一切せず、屋敷で気ままに過ごすが、奇妙な出来事が起こり始め、グレタは、人形に霊が取り付いて生きていることを確信する。
それからは、人形の世話を熱心に行うが、グレタを追ってきた元彼がやってきて、人形を粉々に打ち壊してしまう。
すると、屋敷の壁から青年が飛び出し、元彼を殺してしまう。
屋敷で様々な奇妙な出来事を引き起こしていたのは、この青年で、老夫婦は精神に異常がある息子を壁に閉じ込め、代わりに人形を世話する形で過ごしてきていたのだった。
青年はグレタにも攻撃をしかけてきたため、グレタが反撃、青年を倒し、グレタは屋敷を後にするのだった(完)。

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【幽霊話かと思いきや、まさかのどんでん返し】


人形に宿った霊が、様々な怪異を引き起こし、主人公達を恐怖のどん底に陥れる・・・そんな話かと思いきや、結構、意表を付く展開となる話でした。

老夫婦が、長年、息子として世話をしていたのは、少年の姿の人形。
老夫婦は、幼くして亡くした息子の変わりにその人形を本当に生きていると思って世話をしていたのだと思いきや、幼くして亡くなったと思われていた息子は、精神に異常を来たし、屋敷の隠れ部屋で人目につかず暮らしていましたという展開。
そして、人形が突然移動したり、誰もいないはずの部屋で物がなくなるという怪異は、全て、精神に異常を来たした息子の仕業だったというオチになっています。



【納得半分、残念半分】


壁の中で人が暮らしていて、何かのきっかけで壁から出てきて主人公を襲う・・・ホラー漫画家・伊藤潤二さんの押切シリーズをほうふつとさせる話なのでした。

しかし、てっきり、悪霊が取り付いた人形の話だと思ってみていただけに、実は、生身の人間の仕業という展開は、全くの予想外でした。
あぁ、なるほどね、と驚きを覚える反面、なーんだ、結局人間のしわざかぁという、多少のガッカリ感があったのも事実。
怪奇現象を期待していたら、種も仕掛けもある話でしたということなので、この手の展開は、なかなかに難しいところでしょう。

超常現象と思っていた事象の謎が一つずつ、全て合理的に解決され納得ではありますが、すごいと思っていた手品が、意外と簡単な種だったと分かって、なんか残念と思ってしまう、そんな感覚を味わったのでした。



【仕掛けが秀逸】


あまりにも現実離れしていると、「そりゃ、さすがに無理すぎる展開だろ~」と思わず突っ込みたくなるのですが、そういうツッコミを完全にひらりとかわした本作、理不尽であることを承知の上で言うと、もう少し、ツッコミさせて欲しかったぜ!(笑)。

ストーリーの仕掛けや種は優れていたなぁと頭では感心しましたが、心が何かもう一つ欲するところでした。

そういう意味で、もう一味欲しいと思いましたが、一緒に見た妻は、「なかなか面白い作品だったじゃないの。」と高評価判定でした。

【洋画:ホラー】 ヘルゾンビ

【評価】★★☆☆☆

hellzombi.jpg
2006年/アメリカ
監督:ハル・メイソンバーグ
主演:ジェームズ・バン・ダー・ビーク、イワナ・ミルセビッチ


タイトルにゾンビと付いているから借りてみた。
ただ、それだけの理由なのです。

【ストーリー】
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突然、全世界の9歳以下の子供たちがこん睡状態に陥るという奇病が発生。
更に、その後、生まれてくる子供たちも、全てこん睡状態となるのであった。
そんな状況から10年が経過。
突然、こん睡状態だった子供たちが目覚め、人々を襲いだす。
子供たちは、襲った人々を、何かの儀式でもするかのように、頭に手を載せた後、殺すのだった。
多くの人々が目覚めた子供たちの犠牲になるなか、主人公ジーンも、必死に目覚めた子供たちの襲撃から逃げるのだった。
逃げる途中、子供たちの儀式めいた様子や、牧師が残した手紙を読んだことにより、子供たちの目覚めには何か意味があるのではないかと感じる。
そして、追い詰められ子供たちに包囲されたジーンは、目を瞑り、心をまっさらにし、幸せな思い出だけを思い続け、再び目を開けると、子供たちはどこかに立ち去っていた。
その後、家に戻り、邪心のない心で過ごすジーンの元に、再び子供たちは現れるが、子供たちは、ただ、遠巻きにジーンを見守り続けるのだった(完)。

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【宗教的メッセージが込められた作品】


おそらくですが、この作品、宗教的なメッセージがこめられているようです。
日本人って、宗教的メッセージがこめられた作品は苦手なんだよなぁ・・・って、日本人が苦手なんじゃなく、お前が苦手なだけだろうという、ツッコミが入りそうですが(苦笑)。

まぁ、苦手、得意に関わらず、こめられたメッセージの意味を摑むには、相当苦労するかと思いますが、要は、神による最後の審判の日がやってきたけど、大人の穢れた心を捨て純粋無垢になれば助かるよ、こんなメッセージでありましょうや?



【邦題は結構酷い】


さて、ストーリーの方は、こん睡状態で10年間眠り続けた全世界の子供たちが、突然目覚めて、人々を襲いだしました、というもの。
で、邦画タイトルは「ヘルゾンビ」

・・・全然、ゾンビじゃないし~!
確かに、子供たち、長い間寝ていたから多少顔色が白い感じがありますが、そんなこと言ったら、今は亡き、鈴木その子さんだって、ゾンビ扱いになっちゃうぞ。
ま、まぁ、その子さんが、あのままの真っ白い顔で蘇ったら、確かにゾンビっぽさはある気がしますが。
まぁ、どちらにせよ、邦画のタイトルは付け方が、ちょいとひどい気がします。

ちなみに原題は、「plague」。疫病とか異常大発生という意味なので、原題は、確かに内容とのつながりを強く感じさせます。



【意味がよくわからん・・・】


邦題の付け方はひどいですが、肝心の中身はというと、大変盛り上がりに欠けます。
目覚めて襲ってきた我が子を泣く泣く射殺し、その後、その父親も自殺してしまうとか、ちょっとばかりドラマを感じさせる展開はあるものの、10年間こん睡状態の子供が目覚めて襲ってくる、という設定に意味を感じさせない内容。

なんで、敢えてこん睡状態から目覚めさせる設定にしたのかがよく分からず。
生まれてくる子供たちが、みなこん睡状態となり、人類が滅亡するかも・・・なんていう話は出てくるものの、人類滅亡の緊迫感とかもないので、この設定、いまいち意味わからんなぁという感じでした。

そして、ラストでは、主人公が宗教的改心(?)をしたためか、子供たちに襲われずに終了と言う、なんかよく意味の分からん終わり方なのでした。
聖書とかに親しんでいる人には、「あぁ、聖書のあの一説を意味してるのね」とか分かるのかもしれませんが、それも、ただのあてずっぽで言ってみただけなので、聖書をモチーフにしてはいないかもしれません。

要するに、一言で言うと、よーわからんかった、ということでした(笑)。

【洋画:ホラー】 サマー・インフェルノ

【評価】★★☆☆☆

summer_inferno.jpg
2016年/米国・スペイン
監督:アルベルト・マリーニ
主演:ディエゴ・ボネータ


感染し襲撃する者と襲撃される者が定期的に入れ替わるという、新趣向な設定の作品。
感染襲撃という設定が、ゾンビ映画っぽい感じもしたため、確認のためレンタル。

【ストーリー】
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子供たちのキャンプ学校準備のために森にやってきた指導員の4名。
明日が子供たち受け入れとのこともあって、準備に大忙しであったが、ようやく一段落し、夜を迎える。
すると、メンバーの一人が血を吐き、突如凶暴化し仲間に襲い掛かってくるのだった。
その凶暴ぶりに手が付けられず、はずみで、そのメンバーを殺してしまう。
更に、別のメンバーも凶暴化、残された2人は逃げ出す。
命からがら逃げまわっているうちに、そのメンバーの様子は変化し、元の状態に戻る。
不思議に思っていると、別のメンバーが凶暴化、はたまた、混乱状態に。
それも20分ほどすると、そのメンバーも凶暴化が収まり普通の状態に戻るのだった。
考えてみると、どうも、井戸水に原因があることが判明、井戸水にあるキノコの成分が溶け込み、その水を飲むと一定時間、凶暴化することに気付いたのだった。
更に、森の中を探索すると、怪しげなキャンピングカーを発見、そこでは、このキノコを使って薬の実験を行われていた。
キャンピングカーを調べているうちに、やはりこのキノコの成分に感染し凶暴化した森の人々がキャンピングカーを囲い絶体絶命のピンチに。
凶暴化した人間同士は殺し合わないという特性があることにきづき、メンバーは、助かる一心で、キャンピングカーにあった薬を飲み、自らも凶暴化するのだった。
そして、気づくと、朝になっており、メンバーは、元の状態に戻り正常化して生き残っていた。
そこに、バスでキャンプにやってきた子供たちが一斉に押し寄せてくる。そこに、スプリンクラーが作動し、汚染された井戸水を子供たちに浴びせかけてしまったことから、子供たちが一斉に凶暴化、生き残ったメンバーは、子供たちの餌食となり死んでしまったのだった(完)。

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【変わったアイディアのホラー作品】


謎の化学薬品(キノコの幻覚成分)の影響で人間が凶暴化、見境なく人を襲いだすパニックホラー映画的な作品。
ありがちな設置ではありますが、本作で面白いのは、凶暴化した人が一定時間経つとシラフ(?)に戻り、今度は、シラフだった人が凶暴化し、追うものと追われるものが一定時間で変化するというもの。

何というのでしょうか、鬼が交代する鬼ごっこみたいな話ですね。



【鬼が誰になるか分からない鬼ごっこ】


映画は、森の中にやってきた4人の若者が主人公。
このうちの一人が、キノコの幻覚成分に汚染された井戸水を飲んだことから、凶暴化してしまいます。
襲われたメンバーの一人が反撃し、誤ってそのメンバーを殺してしまいますが、すると残ったメンバーは、殺人を行ってしまったメンバーを恐れて逃げ出し、メンバー間で疑心暗鬼が生じるという展開。

さらに、残った3人のうち、もう一人が凶暴化モード、バーサーカーモードとでも言うのでしょうか、その状態になり、残ったメンバーが逃げ惑います。
しかし、バーサーカーモードは、だいたい20分程度で鎮静化、今度は、別のメンバーにバーサーカーモード発生、またまた、別ターンの鬼ごっこ(?)開始というわけです。

原因はきのこの幻覚成分で、その持続効果は20分ほど。
中盤あたりまでは、バーサーカーモード発症の原因が分からないため、誰がバーサーカーになるか、メンバー間で疑心暗鬼が生まれるというのが、この映画の見所となっています。



【バーサーカー同士は殺し合わないのだ!】


一風変わったアイディアが盛り込まれた作品ですが、アイディアが斬新に見える割には、そのアイディアが活かし切れていないかなという印象もあります。
誰が鬼になるか分からない-この設定を生かした心理戦などがあると面白かったのですが、結局のところ、誰が鬼になろうとも、単にワーワーキャーキャー逃げ回る話になってしまったところがあり、もったいなところでした。

後半、感染者がメンバー以外の他の住民にも広がり、バーサーカーモードになった住民に囲まれ、絶体絶命のピンチになるという展開を迎えます。
ここでの生き残り策が、キラッと光るところでした。

バーサーカー同士は殺し合わないという特性(映画の途中で伏線として描かれています)があったことから、自分たちもキノコの幻覚成分から作った薬を飲んでバーサーカーに変身し、やり過ごしてしまおうという、とんだアイディア。

これは、なかなか面白い展開でした。
ただ、バーサーカーモードから覚め、周りを見渡すと多数の住民の死体が・・・。
住民の方が、バーサーカーモードが解ける時間が早かったため、もう少し後でバーサーカーモードがとける主人公達に、正気に戻った瞬間に殺られてしまったのでした。
あな、おそろしや・・・。



【そこは、バーサーカーになろうよ】


ハッピーエンドとは言えそうにないですが、機転を利かして生き残ったメンバー。
そこに、キャンプで過ごすため、大量の子供たちがやってきます。
そこにタイミング悪く、スプリンクラーが作動し、子供たちに汚染した水がかかってしまったため、今度は、バーサーカー子供軍団誕生!
あわれ、主人公達は、バーサーカー子供軍団に惨殺されてしまうのでしたというオチ。

ありゃまぁ・・・と思うわけですが、そこは、自分たちもスプリンクラーの水を飲んで、バーサーカーになってやり過ごしたら良かったんじゃないの、と思うわけですが、どうしてそうしなかったんだろう・・・。

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プロフィール

kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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