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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【アニメ:お笑い】 バカ昔ばなし

【評価】★★☆☆☆

foolish_story.jpg
2011年/日本
デザイン:五月女ケイ子
脚本:細川徹
演出:五月女ケイ子/細川徹
声優:温水洋一



ツタヤで、前々から気になっていたのですが、どうにも借りるのが憚られていた一作。
ようやく旧作扱いになり、100円レンタルの対象になったので、借りてみることにしました。
100円だったら、失敗でも、まぁ、仕方ないなとあきらめがつくというものです。

さて、本作品は、かつての名作アニメ「日本昔ばなし」のお笑いパロディ版。
基本コンセプトは、脱力お笑い系というところでしょうか。
ナレーションなどは、「日本昔ばなし」を彷彿とさせます。

子供の頃、「日本昔ばなし」を見ていましたが、私の記憶が正しければ、2本立てになっていて、たいてい1本は、ちゃんと絵が動くアニメ(変な表現ですが)で、もう1本が、絵が動かない紙芝居形式の絵にナレーションがつく形のアニメでした。
子供心に、「紙芝居スタイル」のアニメは、絵が動かないので結構がっかりした覚えがあります。

さて、この「バカ昔ばなし」は、「日本昔ばなし」をモチーフに作られていますが、アニメの形式は・・・・「紙芝居スタイル」、基本、絵はあまり動きません。残念(笑)!
ただ、9作品も入っているという、近年まれに見る充実ぶりです!

【鬼しかいないスナック】
意外と面白かった作品。
おじいさんが、ある日、スナックに行くと、そこには鬼しかいないスナックだったという設定。
鬼に食べられないように、頭に、「タケノコの里」とか「カプリコ」を載っけて鬼に扮するものの、あわや、正体がばれそうになるおじいさん。

snack_foolish.jpg
<頭に「たけのこの里」を載せるおじいさん>

そこで、スナックのママにプロポーズをすることで、窮地を脱しようとしたら、意外にもママがプロポーズを承けて結婚することに。
こちらの予想の斜め上を行く展開で、なかなかのストーリーです(笑)
そして、ママと結婚生活を送るおじいさん。
ママが病気になり、間もない命と思われた時に、おじいさんが告白をします。

おじいさん「実は、ワシは人間だったんだ・・・。」

ママ「知っていましたよ。その角、『タケノコの里』でしょ。
   私も告白することがあります。
   私は、実は・・・・河童だったんです!」

ママも人間なのかと思いきや、そっちに行くか(爆笑)。
どうりで、ママ、緑色だったわけだ。青鬼にしては、緑がかってるなと思ったんだよなぁ。

そして、告白しあった二人は元気になり、幸せに暮らしましたとさ。
どういうこっちゃんねん!


【テング殺人事件】
テング殺人事件が起き、その事件をおじいさんが解決するという話。
火曜サスペンス(崖で犯人が告白する)や、名探偵コナン(「犯人が分かった!」と言って珍回答する)などのパロディーが混じっていた感じですが、笑いのツボがよく分からなかったです。

tengu_foolish.jpg
<名探偵じいさん、大活躍!>


【タヌキの葉っぱ】
タヌキの葉っぱを使って、変身するおばあさんとおじいさんのお話。
最初に、おばあさんが、タヌキの葉っぱを使って、フェラーリに変身。
おじいさんは、そのフェラーリに乗って、毎日ドライブをするものの、それに不満を持ったおばあさん。
そこで、おじいさんはウェディングドレスに変身して、フェラーリ(のおばあさん)に着せてあげて、めでたしめでたし、という話。
かなり、シュール過ぎて、突っ込みどころもない気分です。


【8個の金玉】
かなり、くだらない話ですが、味があるような気がする。
人類創成のお祝いに、神様から金玉を8個貰った人間。
「金玉は大事に使うんだよ」と神様から言われたにも関わらず、ジャグリングをして無くしたりと、かなり適当に使って、金玉が1個になってしまいます。
しかし、金玉が1個だとバランスが悪くて、まっすぐ歩けません。
そこで、神様に、もっと金玉をくれとねだる人間。
だけど、神様も、手元に金玉がなく困ってしまいます。
そこへ、また別の人間が、やはり、金玉が1個になってしまい、金玉をくれとやってきます。
神様は、そこで名案を思いつき、一人の人間から金玉を取って、もう一人の人間に与えます。これで、2人ともまっすぐ歩けるようになりましたとさ。
これが、男と女が生まれた創世記の話でした・・・ってバカ!

だけど、人類(男女)創世記の話って、結構、荒唐無稽なものが多い気がします。
聖書でも、男性の肋骨を1本取って、それで女性を作ったっていうことになってますし。
そのせいで、中世ヨーロッパでは、男性は女性より肋骨が1本少ないと信じられていたそうなので、この程度の実害のない男女創世記の方がいいのかもしれません。


【やまんばのパーティー】
山奥に住んで、時折、村に下りてきては人間を食べるやまんばを、村人が退治しようとするお話。
村人達が、やまんばを退治するべく、やまんばの住み家に行くと、やまんばが、日頃の感謝のため、村人達を招いてパーティーをしようと準備をしているところでした。
それに感激した村人は、やまんばにパーティーに招かれ、仲良くなります。
そうして、やまんばと村人は、「食べられたり」、「ご馳走になったり」の持ちつ持たれつの関係で、末永く仲良くなりましたとさ・・・という結末。

全然、持ちつ持たれつじゃないし。村人の方が断然、不利な条件です(笑)。
ストーリーもさることながら、やまんばが、村を「何でも食べられるデパ地下」程度にしか認識していないとか、随所に、シュールな解釈が示されていて、なかなか面白い話でした。


【キャプテン地蔵】
悪いおじいさんと、自分の財産を賭けてサッカーで勝負することになった良いおじいさん。
良いおじいさんに、お世話になったお地蔵さん達が、チームメイトになってサッカーで活躍するというお話。
「キャプテン翼」っぽい絵が見所といったところでしょうか。


【アカンダム】
垢から生まれた垢太郎の昔話「力太郎」をモチーフにしたお話。
垢で、ガンダムを作っちゃったよっていう、どうにも、しょうもない内容でした。


【おたまじゃくし姫】
「鶴の恩返し」のおたまじゃくし版。
おたまじゃくしなので、やることなすこと、生臭いという設定。
・・・うーん、コメントのしようのない話だなぁ(笑)

otama_foolish.jpg
<おたまじゃくし姫の作る反物は生臭いのです・・・>


【桃太郎の部屋】
桃太郎が、人間ではなく、犬・猿・キジといった動物をお供にしてしまったことを後悔する話。
まぁ、確かに、普通に考えればそうだよなぁ。
昔話って、まじめに考えると、おかしな設定だなぁと思わされました。


総評。
えー、時間の無駄だったかも(笑)。
たぶん、何かの合間で、1話ずつ見る分には、「ばかばかしいなぁ(笑)」みたいな寛容な気分になれたかもしれませんが、9話まとめて見るのは、かなり厳しいものが・・。
パート2もあるようですが、さすがにお腹いっぱいで、借りることはなさそうです。


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[ 2012/09/10 21:56 ] お笑い | TrackBack(0) | Comment(0)
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kappa1973

Author:kappa1973
 
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