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読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【邦画:ホラー】 口裂け女 vs メリーさん2

【評価】★☆☆☆☆

kuchisake_mery.jpg 
2017年/日本
監督:工藤渉
主演:高城亜樹

ホラー映画で対決物と言えば、Z級駄作の可能性大というのは相場が決まっていますが、ついつい怖い物見たさで借りてしまうんですよね。無駄な時間があるほど贅沢と言えるわけですし、贅沢を味わうためにレンタル(強引な理屈付け・・・)

【ストーリー】
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謎の連続怪死事件の真相を探っている事件記者の主人公。
事件の真相に近づいた結果、口裂け女とメリーさんの2大都市伝説妖怪に命を狙われる羽目になってしまう。
助かるため、口裂け女とメリーさんの正体を探ると、この2人の妖怪は、一人の男を奪い合って死んでしまった姉妹が妖怪へと転生したという事実に行き当たる。
そして、その男はまだ生きており、その男を巡って、口裂け女とメリーさんが直接対決し、口裂け女が勝利するのだった。
そして、勝ち残った口裂け女は、不実な男を殺し、復讐も果たし終えるのだった。
しかし、その怨念は、主人公に乗り移り、主人公が口裂け女へと変貌してしまうのだった(完)。
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【姉妹対決】

VSシリーズ、今回は、口裂け女とメリーさんの対決。
2大妖怪が直接対決する理由が、またすごかった。

口裂け女とメリーさん、実は姉妹で、一人の男を巡って争うという構図。
色々とVSシリーズ見てきましたが、このアイディアは初かなぁ。

斬新でも、それがナイスアイディアなのかは別ですけどね(笑)。



【超能力 VS カマ】

どのVSシリーズでも、展開はだいたい同じで、主人公が事件に巻き込まれたりして、調べていくうちに、もう一つの妖怪にも狙われてしまい、妖怪同士が直接対決する展開。

本作も、だいたい同じですが、調査協力に、口裂け女とメリーさんが奪いあった男が絡んできてしまうことで、男を巡って、口裂け女とメリーさんの戦いが再燃することになります。

メリーさんは、超能力を使って人を操縦できる(ただし、1度に1人しか操縦できない)一方、口裂け女はカマを振り回すだけなので、戦前の下馬評では、断然、メリーさん有利といったところでしょうか。



【口裂け女の勝利】

幽霊(妖怪)なのに、物理攻撃でダメージを喰らう辺りは、大いに疑義があるところで、一緒に見ていた妻も「怨霊なのに、なんで、物理攻撃がきくわけ!?」と疑念の声を発していましたが、まぁ、厳密さを求めてもしょうがないので、多めに見るとしましょう。

対決では、やはり超能力を使えるメリーさんが優勢で、口裂け女がカマで攻撃を仕掛けるも、その腕を超能力で止められ攻撃は届かず、むしろ、自分のカマで自分の体を切りつけさせられてしまい、口裂け女、大いに苦戦します。

こりゃあ、メリーさんの勝利かなと思いきや、メリーさんの超能力を打ち破って、カマで一撃を喰らわせることに成功。そのまま、カマで切りつけメリーさんを倒す口裂け女なのでした。

まぁ、妖怪だから、超能力もなんのそのってところなんでしょうか。

とりあえず、口裂け女とメリーさんでは、口裂け女が強いということが分かって、めでたしでした(投げやりな感想だ(笑))。

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【邦画:ホラー】 口裂け女vsカシマさん2

【評価】★☆☆☆☆

kuchisake_kashima2.jpg 
2018年/日本
監督:沖田光
主演:冨手麻妙

vsシリーズ、内容的には駄作の可能性が非常に高いのですが、つい、どっちが強いか知りたくて借りちゃうんですよね。借りてくると、妻からは強烈なクレームの嵐が(笑)。

【ストーリー】
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妹が行方不明になってしまったため、その消息を探る主人公。
行方を探すうちに、どうも口裂け女が関わっているのではないかという事実に突き当たり、主人公自身も口裂け女に狙われるはめに陥る。
さらに、町には、妖怪かしまさんによる被害も発生しており、主人公は、どういうわけか、かしまさんにも狙われてしまう。
妹の消息を探すのを助けてくれている男性に相談したところ、口裂け女とかしまさんをぶつけて退治してしまおうという作戦を実行することになる。
作戦を実行したところ、主人公は、自分が子供の頃、母親が幼い妹を虐待の末、殺して自殺した記憶を呼び覚まし、口裂け女は母親であることに気づく。更に、自分自身も、恋人の男性に線路に突き飛ばされ、かしまさんに変化してしまっていたことに気づく。
口裂け女は、さらに、恋人の男性に乗り移り、かしまさんとなった主人公は、口裂け女に襲い掛かるのだった(完)。
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【ゴールデンラズベリー賞】

妻も本作品を一緒に見ましたが、鑑賞後の感想、「歴代史上、もっとも酷い作品じゃない!?」
我が家のゴールデンラズベリー賞、でちゃいました(笑)。

まぁ、その評価も分かります。
何せ、序盤、中盤は見どころがない上に(これは、多くの映画でもある話ですが)、終盤、支離滅裂なストーリーで、意味不明な結末になるという展開で、映画としての体をなしていない点、史上最悪の呼び声も仕方がなかったかと・・・。



【「貞子vs加耶子」の影響】

映画は、主人公が行方不明になった妹を探すうちに、妹の失踪に口裂け女の関与が明らかになり、さらに、なぜか、かしまさんまで登場してきて、主人公が、口裂け女とかしまさんの両方から命を狙われるという展開に。

打開策として、口裂け女とかしまさんの両方をかみ合わせて、二人とも相打ちさせようと目論みます。
この打開策は、映画「貞子vs加耶子」そのまんまですな。
こんなところでも、「リング」(貞子)、「呪怨」(加耶子)の影響力が及んでいるとは。
Jホラーの金字塔、「リング」、「呪怨」の偉大さを感じさせます。



【フェルマーの最終定理なのか?】

とりあえず、この辺りの展開は、普通のC級映画並みの展開でしたが、その後が総崩れ。
実は、口裂け女の正体は、主人公の母親で、かしまさんは、主人公自身だったという急展開。

この辺りのロジックは・・・おそらく理解できるのは、世界で3人くらいしかいなさそう(笑)。
以前、数学の難問フェルマーの最終定理が証明され、世界中で話題になりましたが、「その証明の内容は世界でも数人しか理解できないでしょう」なんていうことが言われていたことを思い出させます。

ある種、フェルマーの最終定理にも通ずる、映画の展開なのであります(フェルマーの最終定理に対して失礼な発言だ(笑))。

映画の終盤、完全に崩壊してしまっていますが、おそらく、「貞子vs加耶子」のパクリ展開では面白くないと思って、一ひねり、二ひねりしようとして、総崩れしてしまったんだろうなぁ。
チャレンジ精神は買うものの、見事な失敗事例な作品になってしまいました・・・。

【洋画:ホラー】 都市伝説:長身の怪人

【評価】★★☆☆☆

long_man.jpg 
2015年/アメリカ
監督:ジェームズ・モラン
主演:アレクサンドラ・ブレッケンリッジ

洋画のホラーにしては珍しい「都市伝説」なんていう言葉がタイトルに入った作品。こんなタイトル、邦画ホラーしかないんじゃないかと思っていたので、物珍しさもあってレンタル。

【ストーリー】
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テレビカメラマンを仕事にする主人公は、ある日、テレビの仕事で、忽然と消息を絶ってしまった家族の取材を行う。
取材を進めるうちに、その家族が謎の人物にストーキングされ、さらに、その人物は、カメラの中にしか映らないという謎があることを突き止める。
家族がどうなったか取材を進めるうちに、その謎の人物は、主人公と取材チームの周辺にも出現、やはり、現実には見えないものの、カメラを通すとその存在が見えるという事態が生じる。
恐怖を感じた主人公たちは、その謎の人物が自分の周辺に現れていないか感知するため、常にカメラを回し続けるとともに、家族の消息を探ることで、この事がどのような事態につながるかを探ろうとする。
家族は、恐怖に耐えられず、家族間で殺し合いの末、一家が全滅するという経緯をたどっていた。主人公は、その事態に恐れをなし、殺し合いをするくらいならと自殺をするが、死んだ主人公の死体が動き出し、残った取材チームを殺戮、結局、主人公たちも全滅してしまったのだった(完)。
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【もう少しコンパクトだったら・・・】

全体的な感想としては、かなり間延びした作品だったなぁというもの。
展開が遅くて長いので、かなり退屈してしまうところがありました。
この半分くらいの長さに、コンパクトにまとめると良かった感じがします。

それから、あともう一点。「都市伝説:長身の怪人」って、絶対、原題はこんなタイトルじゃないですよね(笑)。
このタイトルで、ますます、怪しげなC級ホラー映画臭が漂う結果に。

内容も、都市伝説とか関係なかったですしね。



【存在感が薄い?】

内容は、ビデオカメラにしか映らない、謎の怪人(幽霊)の話。
この謎の怪人、ターゲットに定めた人のそばに現れ、その人の体にマークを付けるくらいで、後は、実害となるようなことは行いません。

ストーカーのように周辺をうろうろするので、非常にうざい気もしますが、肉眼では感知できず、ビデオカメラを通じてしか認識できないので、日常生活では、ほとんど気づかれにくいのではないか・・・。
気付いた人は、ビデオカメラで日常風景を移すのが趣味みたいなことがあって、それによって気づいたわけなので、この怪人の存在に気付けるのは、ごく一部の人のような気がします。

気付かぬ間に、体にマークを付ける・・・うーん、どことなく蚊と変わらないレベルの存在感(笑)。かなり、存在感の薄い幽霊(?)であります。



【実はネクロマンサーだった?】

この怪人のターゲットになった一家は、最終的に、ノイローゼ状態になって一家心中してしまいます。怪人の存在に気付かなければノイローゼにならなかっただろうと思うと、気にしないのが一番という気がします。

一方、主人公とそのお仲間も、怪人の存在を恐れて逃げ回り、最後は、主人公が追い詰められて自殺してしまうという結末。
人をノイローゼに追い込むのが怪人の得意技?

ただし、主人公たちの結末は、最初の一家とはちょっと違って、主人公が自殺した後、怪人がその死体を操って、残りの仲間を殺させてしまうという、驚愕の展開。

・・・怪人、すごい能力持ってるじゃん。死体を操れるって、ネクロマンサーみたいな存在なのでしょうか?
こんなすごい能力持っているんだったら、能力の出し惜しみをせず、映画の最初から、もうちょっと使って、映画に緊迫感を与えて欲しかったなぁ。

結局、怪人が能力を出し惜しみして、映画の中でほとんど活躍しなかった点が、映画全体が盛り上がりに欠けるものになってしまったかなあ・・・とつくづく、惜しいと思ってしまったのでした。



【洋画:ホラー】 ザ・ハロウ -侵蝕

【評価】★★☆☆☆

hallow.jpg 
2015年/イギリス
監督:コリン・ハーディ
主演:ジョセフ・マウル

何かホラー映画はないかなぁと、適当に選んだ作品。雰囲気が良いといった趣旨のことが書かれていますが、それは、内容は褒める点がないから、無理して褒めた結果なのか・・・。

【ストーリー】
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森で仕事をするために、森のそばに引っ越してきた主人公一家。
仕事のため、毎日、森に入る主人公だったが、隣人より、「森を汚すな」と再三再四、警告を受ける。
この地域の人々は、森にハロウと呼ぶ精霊が住んでおり、森を侵食するとハロウが怒り、仕返しに来ると信じていた。
そんな話を一切信じない主人公だったが、ある晩、家にハロウが出現、生まれたばかりの子供がさらわれてしまう。更に、主人公は、森の毒素に侵され、徐々にハロウへと姿が変貌しだしたのであった。
主人公は、自身は完全にハロウになりきる前に、子供を取り返すべく森に踏み込む。
そして、子供を取り戻し、妻に託すが、自身はハロウへ変貌し、森に戻るのだった(完)。
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【森の精霊さん】

全体的に静かな映画でした。
観ながら、少々寝入ってしまいました・・・(苦笑)。

森の精霊を怒らせると怖いぞ、という話。
恐ろしい森の精霊と言うと、「俺、鬼殺(キッコロ)!」、「俺様は、一撃、コロリだぜ!」みたいな感じでしょうか(愛知万博関係者の方、スミマセン)。

まぁ、もうちょっと、高尚なテーマ設定にすると、「自然を侮るなかれ」と言ったところです(本当か!?)



【子供をめぐる攻防戦】

展開としては、森の精霊を怒らせた結果、精霊たちが子供をさらいに来る~、といった内容になります。
子供がさらわれないよう、あの手この手を尽くしますが、「子供を戸棚の中に隠せば大丈夫」と言って、自分の目の届かないところに、子供を置きっぱなしにするのは、作戦上、相当の失策だと思います。

案の定、気づかぬ間に、さらわれてるし。

子供をめぐる攻防戦が、主人公側もハロウ側も、知力を尽くした攻防戦にならず、力押しと失策によって決してしまったので、面白みに欠けたかなぁ。
家にハロウが侵入しようとするのだから、「ホーム・アローン」みたいな、あの手この手で防ぐという展開の方が、眠気を催さずに済んだかも。



【雰囲気を楽しむ映画?】

結局、子供はハロウにさらわれてしまい、今度は、主人公側が取り返しに行く番。
なんだか、鬼ごっこをしているような感じです。

主人公側の攻撃ターン(?)も、いつの間にやら、主人公が子供を取り返してしまった感じで、かなり拍子抜け。
全体的に、展開は低調な印象でした。

DVDのパッケージに紹介があったように、森の雰囲気を楽しむ(?)映画なのかもしれません。だけど、やっぱり、展開が面白くないと、映画としてはどうかなぁと思います。

【洋画:ホラー】 ヴィクター・フランケンシュタイン

【評価】★★★☆☆

victor_franken.jpg 
2015年/アメリカ
監督:ポール・マクギガン
主演:ジェームズ・マカヴォイ、ダニエル・ラドクリフ

「フランケンシュタイン週間」と勝手に銘打って、フランケンシュタインに関する映画をレンタル。
フランケンシュタインについては、伊藤潤二先生の漫画作品でしかまともに見たことがなかったなぁ・・・。

【ストーリー】
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死者の蘇生研究をしているヴィクター・フランケンシュタインは、ある日、サーカスで、医学の高度な知識を持った背むし男イゴールと出会う。
フランケンシュタインは、イゴールを囚われていたサーカスから助け出し、背むし状態を治療して直し、一緒に死者蘇生の研究を行う。
動物実験を経て、人間の死体を使って、知性を持った人間を作り出そうと研究を続ける。
研究の結果、臓器を2つ使って、巨大な体であれば、死者蘇生も可能になる技術を生み出し、ついに、死者蘇生に成功する。
しかし、作り出した生物は、知性も魂も持たない凶暴な怪物であったため、ヴィクター・フランケンシュタインとイゴールは生み出した怪物を殺すのだった。
怪物により研究施設は破壊されてしまうが、ヴィクター・フランケンシュタインは、更なる死を乗り越える技術を生み出すため、旅立っていくのだった(完)。
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【原作とは異なるフランケン物語】

フランケンシュタインのお話。
フランケンシュタインについては、伊藤潤二先生の漫画で読んだことがあるくらいで、元ネタの本などは読んだことがなく、実際、どんな話なのかは正確には理解してはいませんが、映画の話は、原作とはだいぶ異なる模様。



【狂気に取りつかれた天才】

生命の研究をしているヴィクター・フランケンシュタインが、自らの手で生命を生み出そうと実験を重ね、ついに、人間の死体を使って、モンスターを生み出してしまうというストーリーは、フランケンシュタイン物語の原型を保っているのかなと思います。

ヴィクター、言ってみれば奇人の類なので、何故、そこまで、生命を生み出したかったのかは謎ですが、狂気に取りつかれた天才という感じは、どことなく出ていたと思います。

天才は社会を変えますが、狂気に取りつかれていると、なかなかやっかいだなぁと思うわけです。



【自然の摂理の冒涜?】

ヴィクターの研究に対し、警察が「何か良からぬことを企んでいるぞ」と勘繰り、ヴィクターの研究の邪魔に入ったり、逆に金持ち貴族が、ヴィクターの生命を生み出す技術を使って富を得ようと、ヴィクターの研究に資金を提供したりと、人によって、ヴィクターの研究に対する評価はまちまち。

ヴィクターの研究を知って、「自然の摂理の冒涜だ」と憤った人も、その技術によって、ケガを負った人や障害を負った人を復活、再生できるという主張を聞いて、「誤解だった。なんて素晴らしい研究なんだ」と手のひら返しをするなんてエピソードもあり、生命を生み出す技術というのは、切り口によって評価もまちまちなのかもしれません。



【懲りない人】

最後、ヴィクターは、人の遺体を2体使って、研究に成功させ、死者から生きた人間を生み出しますが、生き返った人間は、理性を持たないモンスターであったため、結局、ヴィクターは、そのモンスターを再度(?)殺すという結末。

一緒に見ていた妻は、「勝手に蘇らせて、また殺すとは、かわいそう」と述べていましたが、確かに、勝手ではあるよなぁ。
科学の傲慢とでもいうべきでしょうか。

ラスト、ヴィクターは、「もっと研究を重ねて実験を成功させるぞ」と宣言し、旅立ちますが、まぁ、懲りない人です。
こういう人が、天才でもあり狂人でもあるということでしょうか。


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プロフィール

kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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