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kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
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★★★★☆:良い作品!
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【邦画:SF】 ストレイヤーズ・クロニクル
【評価】★★☆☆☆

strayers_chronicle.jpg
2015年/日本
監督:瀬々敬久
出演:岡田将生、染谷将太


DVD予告で、異能力者同士のバトルといった内容で紹介されており、ほほう、これは面白そうではないかとの判断で、レンタル。

【ストーリー】
====================

主人公スバルは、政府の人体実験の末に特殊能力を有して誕生した少年。
他にも数名、同じようにそれぞれに違った特殊能力を持った少年・少女がおり、彼らは皆、政府の高官・渡瀬の監督下にあった。
一方、同じように政府の人体実験によって特殊能力を有して誕生した他の少年・少女がいた。
彼らは、子供の頃、政府の監督下から逃げ出し、「チーム・アゲハ」を結成し、政府要人を暗殺するテロを繰り返していた。
渡瀬は、スバルたちに、「チーム・アゲハ」のメンバーを生け捕りにするよう命令。
「チーム・アゲハ」に接触、捕獲を試みるスバルたちだったが、自分たちと同じ境遇で、違った生き方をしてきた「チーム・アゲハ」とスバルたちの間に徐々に交流が生じ始める。
さらに、「チーム・アゲハ」のリーダー・学は、体内に致死率80%のウィルスを有しており、学の死と共に、ウィルスが解放され、人類の80%は死亡、生き残った20%は、新たな進化を遂げるであろうことを知る。
そして、政府要人の渡瀬は、学を使って、人類の80%を犠牲にしながら、新たな人類を生み出すことを目論んでいることをスバルは知り、渡瀬の目論見を阻止するため、「チーム・アゲハ」と協力する。
渡瀬を倒したスバルは、学から致死性ウィルスを放出させないため、学を生きながら燃やすという選択肢を取らざる得なくなり、苦悩しながらも、人類のため、学を生きながら焼却処分するのだった(完)。

====================

【異能力者バトル作品】


本作は、政府の実験によって生み出された様々な特殊能力を持つ少年少女(18歳前後)たちが、一方は、政府側につき、一方は復讐者としてテロ行為に走るという対立構造にある中、それぞれの立場に別れて戦うという、言わば、異能力者同士のチーム戦といった内容。

ただし、昨今は、単純に善悪に色分けされることはなく、善と思っていた自分の立場が歪んだ正義に利用されているに過ぎなかったり、単なる復讐目的のテロ行為かと思いきや、人類を救うレジスタンス的行動であったりと、二転三転、複雑な様相を呈することになります。

そう、世の中は、単純ではありません。



【意外と使えない異能力!?】


さて、見所の異能力者同士のバトルですが、それぞれの有している異能力は、異なっており、意外と使えない能力だなぁというものも多い印象。

まず、主人公スバル側の異能力者の能力は、主人公スバルが、数秒先の相手の行動を予測できる能力、他の仲間は、超高速移動ができる、聴覚が異常に発達している、超記憶力といったもの。

超記憶力は、普通に社会生活を送るには非常に便利な能力ですが、肉弾戦中心の異能力者バトルでは、ほぼ無意味。
映画の中では、過去の記憶から情報を呼び覚まし、事件の手がかりを提供するなんていう点で、ちょっとだけ役に立ちますが、見ていた大半の人が、「これだったら、インターネットと大して変わるまい」と思ったに違いない。
昨今では、インターネットはスマホで常に持ち歩けますし、超記憶力はインターネットと比べると、ちと、色あせるかなという印象。

聴覚異常発達に至っては、まわりの声・騒音がひっきりなしに耳に入ってきてしまい、油断するとノイローゼになってしまいそうです。
以前、統合失調症になった人の体験記を読んだ際、症状の一つとして、聴覚などが非常に鋭敏になり、雑多な情報がひっきりなしに入ってきて心が休まらなくなるということがありましたが、まさに、それに近い感じ。
便利な能力というよりは、病気に近い気がします・・・。

主人公の数秒先の相手の動きが予測できるという能力、予測できても、避けたりするだけの運動神経がないと役に立たないよなぁという感じがします。
「ドラゴンボール」でも、相手の動きを予測する能力を持つ敵が出てきたことがありますが、確かその時も、悟空が、予測できても避け切れないくらい超スピードで攻撃を繰り出すことで、相手を撃破なんていう展開でしたし、数秒先の動きが予測できる程度では、常人にはあまり役に立たなさそう。
数秒先では、競馬の予測にも足りないからなぁ(笑)。

唯一使えるなぁと思ったのが、超高速移動能力。
攻撃するにも逃げるにも、全てに使える能力と言えます。
あまりに使える能力のためか、敵の異能力者集団の中にも、この能力が使える少年が一人が配置されています。
さすがに、この能力者がどっちかにしかいないと、チートになり過ぎるとの判断だったのでしょう。



【敵の方が有能です】


一方、敵の能力はというと、こちらの方が、使いでのある能力を有している印象です。

敵リーダーは、死ぬと致死率80%というウィルスを拡散するという、非常にはた迷惑な能力。
「食べたら猛毒に当たるよ」というフグみたいな能力なわけですが、誰も、彼がこんな特殊能力を秘めているとは思いも至らないでしょうから、身を守るのにも役に立ちそうにありませんし、生きている間は非発動なので、少なくとも生存中は異能力者としては全く役に立たず。
死んで初めて役立つ(?)という、ある意味、気の毒な設定ではありますが、この特殊能力、当然ながら発動されたことはありませんので、その効果のほどは、どうやって知ったのだろうという疑問があります。

その他のメンバーは、レーダー能力、毒針飛ばし、幻惑&死の口づけ、全身を硬化する能力と、「幽々白書」にでも出てきそうな能力の数々。
主人公側が、単体の能力だけでは使い道に欠けるものが多かったのに対し、敵側は、戦闘に役立ちそうな能力が揃っています。

主人公が、映画の中で、「俺たちは落ちこぼれなんだ」とぼやいていた意味が、なんとなく分かる気がします。



【案外、戦わないんです】


映画のコンセプトは、主人公と敵側がそれぞれ異能力を駆使して戦うというもののはずでしたが、主人公の親分である政府高官が、実は、敵リーダーの異能力を使って、人類の80%を犠牲にして、新たな人類を生み出そうという、ぶっそうなことを考えていたことが判明。
これにより、主人公と敵チームがあまり戦うことなく、結束することになります。

結局、異能力者VS軍隊という構図になってしまったのは、正直、面白くなかったなぁ。
しかも、その戦いも、軍隊側の方が優勢で、ほとんどの異能力者が死亡&負傷という結果になった上、致死性ウィルス能力を持つ異能力者を政府高官側に奪われてしまうことに。

うーむ、異能力者映画なのだから、もうちょっと、その異能力を発揮して頑張って欲しいところだったぞ。


【最後は、後味が悪い】


政府高官に奪われた、致死性ウィルス能力者を最後に取り返すことになりますが、この能力者が他殺にしろ自然死にしろ、死んでしまうと、超強力ウィルスが地球上に蔓延し、人類の80%は死んでしまうということになるため、それをなんとか阻止しなければいけないわけです。

阻止するための唯一の方法は、この能力者を生きながらに焼却処分するというもの。

うっそー、最悪。
なんちゅう、設定なんじゃ。

映画では、この能力者が銃撃を受け重傷を負ってしまい、いずれにしろ死は免れないので、死ぬ前にとっとと焼却処分してくれと、本人の依願により生前焼却が実行されることになりますが、いずれにせよ、生きたまま燃やすとかって、どう考えても凶悪犯罪としか思えず、無茶苦茶、後味悪いことこの上なしでした。

どうせなら、実は、ドクターペッパーを飲むと体内のウィルスが死滅するんだよね、くらいの軽いノリが良かったかも(笑)。





【その他のレビューブログ】
「和製X-MEN」を期待して見たら違っていてがっかり、といった声が多かったようです。
X-MEN、見たことがないので、良く分かりませんが、様々な異能力者の活躍というのは、映画「X-MEN」が代表作なんですね。
先人の高みに上るのは、なかなか難しいものなのです。

MOVIE RUNNER
http://movie-runner.com/strayers-chronicle-spoiler-story-review

Cinema A La Carte
http://www.cinemawith-alc.com/2015/03/S-C.html

SGT
http://sakigake-tsushin.com/sutoreiyazu-kuronikuru-netebare/

映画でもどうどす?
http://ameblo.jp/makomako-63/entry-12159325687.html

北区の帰宅部
http://d.hatena.ne.jp/gohomeclub/20150627/1435414047

映画ベース
http://eigabase.puroya.jp/movie.php?ID=58425

アマゾン カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/B0144I3CYY/ref=cm_cr_dp_see_all_summary/353-4018147-8947049?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews&showViewpoints=1&sortBy=helpful

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超能力系 | 【2017-03-15(Wed) 00:00:00】
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  • 【邦画:SF】 ストレイヤーズ・クロニクル
  • 2017年03月15日 (水)
  • 00時00分00秒
by AlphaWolfy
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