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kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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【洋画:ホラー】 死霊館 -エンフィールド事件
【評価】★★★☆☆

shiryoukan_enfeeld.jpg
2016年/アメリカ
監督:ジェームズ・ワン
主演:ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン


TSUTAYAの棚を眺めていたら、旧作の棚で発見。1作目の死霊館と並べて置いてあって危うく見落とすところだった。
1作目とタイトルが似通っていて(副題の「エンフィールド事件」が違うだけ)、結構な人が1作目と思って見落とすんじゃないかなぁ・・・。潔く、「死霊館2」とすれば良いのにと思った今日この頃。

【ストーリー】
======================

1970年代。ロンドンで、悪霊が取りついた一家のことがマスコミにも取り上げられ話題となっていた。
そんな時、悪霊ハンターのウォーレン夫妻の元に、協会より、ロンドンの一家の件が本物であるか確認してきて欲しいと依頼される。
調査に赴いたウォーレン夫妻だったが、心霊現象は家族の前でしかおこらず、霊視をしても、霊の存在を認識できず、でっち上げではないかとの疑惑が高まるが、ウォーレン夫妻はどうしても腑に落ちないものがあった。
しかし、隠しカメラの映像が、末娘の心霊現象をでっち上げる場面をとらえたことから、この件はインチキと判定がくだり、ウォーレン夫妻は調査を中止し、その家を離れることとした。
車で家を離れた直後、妻ロレインの霊視が働き、黒幕に悪魔がいること、ウォーレン夫妻を追い払うため、末娘にでっち上げを演じさせたことなどが分かり、慌てて駆け戻るウォーレン夫妻。
末娘が悪魔の生贄になろうという危機が迫っていたが、悪魔の名前を喝破した妻ロレインの活躍で悪魔は撃退され、心霊現象を解決することに成功するのだった(完)。

======================



【実際にあったポルターガイスト事件】


アメリカに実在する悪霊ハンター夫妻の実話を基にした悪霊退治話。

イギリスでポルターガイスト現象が発生し、それに悩まされる一家から相談があったことから、調査にでかけ、黒幕に悪魔がいることを暴き、見事、悪魔を撃退するというストーリー。

実際にあった有名なポルターガイスト事件だそうです。



【懐疑主義がリアル感を演出】


映画は実話をベースとしているだけあって、多少、ドキュメンタリータッチな運びで、信憑性を持たせつつ、抑制の利いた展開となっています。

しかし、こんだけひちゃかめっちゃかな心霊騒動が起きたら、「これは、でっち上げです」なんていう分析をする人はよっぽどへそ曲がりではなかろうか、そんな気もしますが、まぁ、現実はこんな派手な心霊騒動でもなかったのでしょうし、写真なんかは多く残されているものの、心霊現象を捉えた映像とかはないようなので、どうしても、うさん臭さが付きまとうのは仕方がないのかもしれません。

そんな懐疑主義な学者が登場しつつ、主人公も最後の最後まで本物の心霊現象と断定できないという展開が妙にリアル感を出していました。

端から、本物の心霊現象だと騒ぎ立てるよりも、懐疑的な姿勢が少し先立っている方が現実感があるということかもしれません。



【定番の名前を喝破!】


終盤、この事件はでっち上げと判定がくだり、悪魔ハンターのウォーレン夫妻も引き上げることになりますが、土壇場で妻ロレインの霊感が働き、本物の心霊事件だと判明します。

まぁ、妻ロレインの霊感自体、証明しようのない能力なので、その能力をもって真偽の判定を・・・と言われても、納得しがたいところもありますが、心霊現象を扱った映画だから、それも致し方なし、というところでしょうか。

妻ロレインの霊視により、黒幕で悪魔が糸を引いていることを見破ります。

そして、以前、夢でこの悪魔の名前を聞いていたロレインが、悪魔に対して名前を喝破し、悪魔を撃退。

欧米の悪魔祓いの映画って、常に「悪魔の本名を言い当てると、悪魔を退治できる」っていう設定が常識の如くはびこっていて、非常に不思議なのですが、欧米のお化け話では定番の設定なのでしょうか。

確かに日本の民話とか妖怪話でも、妖怪の本名を声に出すと妖怪を追い払えるなんていう設定は見たことはありますが、西欧ほど、頻繁には出てこない設定のような気がします。

一緒に見ていた妻が言っていましたが、なんで悪魔って、自分の弱点となるはずの名前を、うっかり漏らしてしまうんですかね?
悪魔って存外、口が軽いのかも。



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幽霊・悪魔系 | 【2017-11-17(Fri) 00:00:00】
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【書籍:軍事】 日本海軍の興亡 -戦いに生きた男たちのドラマ
【評価】★★★☆☆

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著者:半藤一利
出版:PHP文庫




【人物で描く日本海軍の歴史】


明治維新以降から、太平洋戦争敗戦まで、各時代に活躍した日本海軍の人物像を描きながら、日本海軍の歴史を語った本。
多少、明治の人は偉かった、それに比べて昭和の奴バラは・・・というトーンがなきにしもあらずですが、戦勝という面から観ても、日清・日露を戦い抜いた明治の海軍に比べ、亡国に導いた昭和の海軍を比較すると、そういう結論にたどり着くのは致し方なしというところでしょうか。

著者の見解では、日本海軍のピークは日露戦争で、日露戦争も国力を超えた勝利であったので、戦争に辛勝したものの、国力は落ちることとなり、それに気づかぬ日本が太平洋戦争までの暴走してしまったというもの。

たしかに、その通りかも。



【平和論から好戦論へ】


さて、そんな明治の海軍の軍人から昭和の軍人まで幅広く取り上げられています。

「戦わずして敵を屈するは善の善たるもの」という日露戦争の名参謀と言われて秋山真之の思想や、「およそ軍備は平和を保障するに過不足なく整備すべきである。したがって、限度というものが存在すべきだ」と主張した、太平洋戦争前に更迭された堀悌吉など、平和的というか柔軟な思想が日本海軍にもあったようですが、太平洋戦争の時期に近づくと、そいうった思想は排撃され、過激な好戦論が幅を利かすという流れが人物史から読み解くことができ、興味深いところ。

今の時代でも自重論よりは、好戦的な勇ましい主張の方が受けが良いですし、現在の雰囲気が、多少、この海軍の思想の変遷と重なっている雰囲気もあるなぁと思いながら読んだのでした。



【負のスパイラルが・・・】


国内では好戦派が勢いを増し、いっきに日米戦争に転がり落ちる展開となります。
序盤こそ優勢に戦いをすすめるものの、1年で形勢逆転、後は博打のような作戦をするしかなくなるという展開。

落ち目になると、打つ手立てがなくなり、無理を覚悟でやらざる得ないというのが、負けが込んできた時の負のスパイラルとでも言うのでしょうか・・・。

また、そんなじり貧の中、日本の陸軍と海軍の足並みの揃わなさも致命的という印象でした。

フィリピン陥落を目の前に、海軍は、「フィリピンを取られれば、石油の輸送が途絶え海軍は無用の長物に貸すから、フィリピンを奪られる前に、全滅覚悟の一戦をすべき」というのに対し、陸軍は、「本土決戦までアメリカ軍を引っ張り込むべき」というもので、端から方針が食い違い、一致協力の体制が取れず、海軍、陸軍がちぐはぐなまま、戦機を失いながら敗戦となっていきます。



【未来を左右する一歩】


戦争に反対した海軍、暴走して戦争に引きずり込んだ陸軍、そんな通説もありますが、本書を読むとそんな単純なものではなく、日露戦争の勝利が太平洋戦争につながる道になっていたり、勝利のおごりが、敗戦のきっかけであったりと、様々な要因、負のスパイラルが、日米戦争への突入、敗戦へとつながっていったように感じました。

何気ない一歩が、将来を左右するきっかけである・・・ずっと後になってみないとわからないことかもしれませんが、それが歴史の怖さでもあります。


【『日本海軍の興亡』より】
 
本当の勝負師はイチかバチかに賭けるのではなく、九九パーセントまで計算して最後の一パーセントに賭けるものだという。山本海相が賭けたその最後の一パーセントが、東郷長官のもつ運のよさであったにすぎないのではないか。
 
(書き出し)
海国日本という言葉がいつから言われはじめたのか、つまびらかにしないが、口さきだけのスローガンにすぎないのではないか、という大それた想いをずっと抱きつづけている。
 
(結び)
太平洋戦争後の長い歳月は、戦争への流れをまさに歴史として考えることを可能にしてくれているのであるから。
 





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軍事 | 【2017-11-16(Thu) 00:00:00】
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【洋画:SF】 レーザーチーム -俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!
【評価】★★★☆☆

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2015年/アメリカ
監督:マット・ハラム
主演:バーニー・バーンズ


DVDの新作案内で、どうにもバカバカしいSFコメディの予告をやっていたので、ついついレンタルです。

【ストーリー】
=============

宇宙人から、他の宇宙人が攻め寄せてくるので、これを使って戦いなさいと、バトルスーツをプレゼントされた地球人。
バトルスーツは、ヘルメット、レーザー、シールド、ブーツの4つで1セットだったが、おバカ4人組が、誤ってヘルメット、レーザー、シールド、ブーツをそれぞれが別々に装備してしまったのだった。
更に悪いことに、一度装備したら外すことができず、4人は、それぞれ中途半端な装備で、攻めてくる宇宙人と戦うことになるのだった。
攻めてきた宇宙人も同じバトルスーツを身に着けており(しかし、当然、1セットきちんと一人で装着)、この宇宙人vsおバカ4人組が死闘を繰り広げることに。
しかし、4人の見事なチームプレイにより、宇宙人の戦士を撃破、地球は破滅から救われたのだった(完)。

=============



【想像力が欠如している宇宙人】


最強のバトルスーツ、バラバラに着用したらどうなるの?というお話。

バトルスーツは、ヘルメット、レーザー銃、シールド、ブートと4つのパーツからなり、それぞれが知能が向上、強力なレーザー銃を発射、強固なシールド波を発生、高速移動と、単体でも相当の威力を持つ装備です。

欠点は、一度装着したら外すことはできないという点。

宇宙人が作った装備だそうですが、いったいどういうつもりで作ったんでしょうか。

まぁ、缶詰が誕生してからかなり年数が経って、缶切りが発明されたなんていう人類の歴史もありますから、宇宙人も、そういった想像力の欠如というものがあって、こんな装備を生み出したのかもしれません。



【頭の悪い宇宙人】


さて、このバトルスーツの部品を4人がそれぞれ一個ずつ身に着け、この装備をフル装着した宇宙人と戦うという展開。
考えようによっては、同じ能力で、1対4なんだから、4人の方が断然有利じゃん、という理屈もなり立つかもしれません。

しかし、あくまで4人の合計値が1人の宇宙人と同じ力というだけなので、どちらかと言うと、各個撃破される危険性が高いと思われます。
特に、超高速で動けるブーツを身に着けているので、機動力でかく乱すれば、4人を引き離して、各個撃破もたやすそうですが、なぜか、宇宙人、バトルの時は、ほとんど移動せず、棒立ちで遠くから、レーザーを撃つという、なんとも消極的な戦法に終始していました。

なんか、宇宙人、とっても頭悪いんじゃない?


【ヘルメットを装着する危険性】


結局、足を止めての乱打戦という、4人にとってはいたって有利な戦況により、最終的に宇宙人を撃破し、人類の危機は救われます。

もうちょっと、戦いは頭をひねって、手に汗握る展開になると良かったかも。

それから、一つ気になることがありました。
バトルスーツ、装着したら外せなくなるのですが、特に、フルフェイス型のヘルメットを装着したら、物を食べたり水を飲んだりできなくなるよね・・・(映画の中でも、その点に対して突っ込みがあり)。
ほんと、どうするつもりでしょう・・・?

この謎にも回答を示して欲しかったぞ!



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エイリアン系 | 【2017-11-15(Wed) 00:00:00】
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【洋画:ホラー】 ラスト・シフト -最期の夜勤
【評価】★★☆☆☆

last_shift.jpg
2014年/アメリカ
監督:アンソニー・ディブラシ
主演:ジュリアナ・ハーカヴィ


夜勤勤めの看護婦さんが、病院でとんでもない怪奇に遭遇する話かなと思いレンタル。
病院ものは、いろいろと嫌な器具があるだけに、ちょっとグロテスクになる傾向がありますが、果たして?

【ストーリー】
===============

アメリカ犯罪史上に名を残すカルト宗教犯罪―マンソン・ファミリー事件の突入捜査時に殉職した警官を父に持つ主人公ジェシカ。
父を慕い念願の警官となったジェシカの初仕事は、警察の旧庁舎の宿直であった。
旧庁舎は、引き払われてしまい、ジェシカ一人で宿直をしなければならなかったが、この旧庁舎では、マンソン・ファミリー事件で逮捕された主犯格3名が、拘置所内で自殺をした場所でもあった。
宿直開始直後から奇怪な事態が発生し、それは、自殺したマンソン・ファミリーの悪霊が引き起こしているのだった。
奇怪な事態に、ジェシカは、旧庁舎から退避しようとするが、父の仇でもあるマンソン・ファミリーの悪霊を倒すため、立ち向かう決意をする。
マンソン・ファミリーの悪霊を発見し、銃で射殺するジェシカ。しかし、悪霊と思って射殺したのは、旧庁舎のゴミを回収に来た業者であった。
意外な事態に呆然とするジェシカであったが、ジェシカの仕事ぶりを確認しにきた上司の警官は、ジェシカが錯乱したと思い、ちゅうちょなく、ジェシカを射殺するのだった(完)。

===============



【病院かと思いきや警察署でした】


サブタイトルに夜勤とあったので、病院もののホラー映画だと思ったら、てっきりの勘違いで、警察署のお話でした。
新米警官が、使われなくなった旧庁舎で、宿直を一人で行っていたら、旧庁舎に巣食う悪霊にとんでもない目にあわされるという内容。

着任1日目の新米警官が、いきなり一人で宿直をやらされるという、なんともムチャぶり設定。
悪霊が巣食っていなくとも、トラブル必至の状況ですな、これは。



【悪名高きマンソンファミリーの悪霊】


この旧庁舎は、かの悪名高きカルト宗教、マンソン・ファミリーの主犯格3名が拘置所内で死亡したといういわくつきの場所。
さらに、ご丁寧にも、新庁舎にいる警官が、主人公に電話で、「マンソンファミリーの奴らが自殺して以来、怪奇現象が起こるんだよね。実は庁舎の移転もそれが原因の一つ。」なんて吹き込んでくれます。

そんな場所を、着任1日目の新米警官に警備させるなぁ~!

案の定、マンソンファミリーの悪霊が騒ぎ出し、ただならぬ事態に突入し始めます。
ただ、マンソンファミリーの悪霊の騒ぎっぷりは、少々地味で、ホラー映画としては、もう一つ物足りなさがあるのでした。



【お父ちゃんが、あかんな・・・】


なお、主人公の父親は、マンソン・ファミリーを逮捕する時に、マンソン・ファミリーとの銃撃戦により殉職してしまったという設定になっており、この父ちゃん、この日に限って、霊界から(?)主人公に携帯電話に連絡を寄こします。

死んでいるとは言え、主人公の父親なので、主人公を助ける存在かと思いきや、結果的には主人公の足を引っ張っている感がいっぱい。
マンソン・ファミリーの悪霊が騒ぎ出し、身の危険を感じた主人公が旧庁舎から逃げ出そうとすると、携帯電話に連絡を寄こし、「職務を放棄しちゃいかん。むしろ、私の仇をとってくれ」と逃げるのを足止めしたり、「もう少ししたら、奴らが来るから始末せよ」という連絡を信じて、侵入者を射殺したら、それは、マンソンファミリーとは無関係なゴム処理業者だったりと、父ちゃん、ほんと、役立たず。

マンソンファミリーの悪霊だけでも手一杯なのに、父ちゃんまで足引っ張ってどうする。

結局、主人公はマンソンファミリーのせいというよりは、父ちゃんの足の引っ張りにより自滅するはめに・・・。
父ちゃんを信じていただけに、主人公、気の毒すぎる結末でした。



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幽霊・悪魔系 | 【2017-11-14(Tue) 00:11:22】
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【洋画:ホラー】 ポルターガイスト(サム・ライミ版)
【評価】★★★☆☆

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2015年/アメリカ
監督:ギル・キーナン
主演:サム・ロックウェル


「ポルターガイスト」が「死霊のはらわた」で有名なサム・ライミがリメイクしてる!、ということでレンタル。

【ストーリー】
=================

新しい家に引っ越してきた5人家族。末娘は、引っ越してきて早々、見えない何かに話かけるなど、奇妙な出来事が起こり始める。
そして、突如、物が激しく動いたり、襲い掛かってきたりと言う、いわゆるポルターガイスト現象が発生。
そこに、別世界につながる入り口が開き、末娘はその世界に飲み込まれてしまう。
両親は霊能力者に助けを求める。霊能力者の霊視によって、この家は霊園の上に建てられており、この霊園で眠っていた死者たちが、そのせいで成仏できず、霊能力の強い末娘を使って、あの世へ旅立とうとしていることが判明する。
霊能力者の力によって再度開いた別世界に、長男が飛び込み、見事、末娘を連れて戻ってくる。
しかし、末娘を奪われ成仏できなくなった死者たちは怒りだし、そのパワーで家は崩壊。霊能力者は、自ら、別世界に飛び込み、死者たちをあの世へ連れていくことで、この騒動に決着を付けるのだった(完)。

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【元版の10倍速?】


スピルバーグ監督の名作ホラー「ポルターガイスト」のリメイク版。
リメイクなので基本的にはストーリーは同じであるものの、展開はやけに早くてびっくり。

何せ、元版の最後のシーン、クライマックスとなる部分が、冒頭20~30分くらいで登場しますから。

リメイクの場合、元版とどういう違いを出せるかというのが苦労の点かと思いますが、本作は、展開のスピードアップと言う思い切った策に出たのでした。



【あの世の探索もハイテクに】


ストーリーは、あの世(の一歩手前?)に連れていかれた末娘を家族が協力して連れ戻す、という基本、元版とは変わりませんが、あの世をドローンで捜索したり、GPSを付けてあの世の探索に出かけたりと、すごいハイテクなことになっていました。

こりゃあ、そのうち、人間があの世にまで進出して開発とかしてしまうことになりかねんな・・・。
本作では、霊園を住宅地開発でつぶされ、起こった死者の霊が引き起こした騒動ですが、この調子では、霊園どころか、あの世からも死者は追い払われる時代がやってくるかもしれません。



【基本はロープによる探索】


さて、超ハイテク装備であの世を探索する一方、あの世に探索に入った人間が、あちらの世界で迷子にならないよう、ロープを頼りにします。
なぜか、ここだけ、アナログな方法。

ロープを使うというのは、探検隊みたいで好感が持てますが、ロープ一本あれば、安全に(?)あの世の探索ができるというのは、案外、あの世は単純な構造になっているのかも・・・。
映画では、実際、結構、簡単に連れ去られた末娘を取り返しますから、まぁ、そういうことなのでしょう。



【ハッピーエンドではあるが・・・】


末娘を取り返すと、今度は、死者たちが再度取り返そうと反撃。
なんだか、アメフトでボールの奪い合いでもしているかのようですな・・・。

死者たちの反撃に対して、家族を救援するために来ていた霊能力者が、自らを犠牲にして死者たちを成仏させるべく、あの世に突入していきます。
映画「ハルマゲドン」で、地球を救うべく一人で宇宙船に乗り込む宇宙飛行士のようです。

ただ、ハルマゲドンと違うのは、本作の家族、あまり救うには値しない人々であるということ。
性格がゆがみ気味な上に、強欲、無計画、見栄張り、臆病等々、死者たちにあの世に連れ去ってもらった方が良いのではという人間性の持ち主ばかり。

そうは言いつつ、霊能力者は霊能力者で、傲慢で胡散臭さが漂い、こちらも人間失格系な感じ。

最後は、みんなが助かりハッピーエンド、となりますが、実は、この家族がこの世から消え去った方がハッピーエンドだった気がする・・・。




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幽霊・悪魔系 | 【2017-11-13(Mon) 00:00:00】
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