読書と映画

読んだ本、見た映画について感想を書いています。
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【書籍:ルポ】 脱サラ帰農者たち ー田園オデッセイ

【評価】★★★☆☆

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著者:田澤拓也
出版:文藝春秋



【田園生活も貨幣経済】

バブル崩壊以降くらいからでしょうか、サラリーマンを辞めて農業を始める-田園回帰とか帰農ブームとか呼ばれる動きが出始めましたが、実際に、都会から農村部に移って農業を始めた人たちを数多く取材しレポートとしてまとめ上げたのが本書です。

本書を読んで、まず思うのは、農業をやるには金が必要だな、の一言。
農業に戻り、田園生活を始めるというと、資本主義的な貨幣経済からの脱却をイメージしますが、田園生活も貨幣経済から抜け出せず、資本主義社会で成功した人でないと、田園生活もうまくいかなさそうという感じです。



【貴族趣味的な田園回帰】

色々なタイプの人が取材されますが、その多くが、定年退職前の50代で仕事を辞め、帰農するという人。
例えば、50歳で仕事を辞め農業を始めますが、仕事を辞めた時に手にした退職金が税引き後5000万円強。農業では、年収100万円にもならないでしょうから、5000万円で年金が支給される10年間を食いつないでいかないといけず、非常に不安です。ちなみに、60歳から年金は毎月50万円ほどでます・・・って、全然、余裕の生活です。
金持ちの道楽だよなぁ・・・としみじみ思うわけで、それだけのお金があれば、農業だろうとなんだろうと、好きなことやっていけますよね、という感じ。

たいてい、年金があるので、生活基盤はなんとかなるので、農業で収入が出なくても成り立っていきます・・・ちなみに、年金は月50万円とか、田園回帰も貴族趣味の一つでしかないのではと思って、ちょっと幻滅でした。

本書の中で、「都会で成功できなかったから、田舎に戻って農業で成功しようとしたって、そうはいかないですよ」といった言葉が出てきますが、結局、そういうことなのかもしれません。



【農業に転職するということは・・・】

一方で、40代で仕事を辞し、家族を抱えて農業を始めると言った人の事例も出てきます。
それなりに、お金を準備した上での転農で、農業に転じた後の収入は、年収300万円以下になるなど、かなり苦労をしている様子ですが、田舎暮らしでは、支出が少ないので、それなりに生活できていはいる、といった話です。

おそらく、こういった事例が、普通の人には参考になりそうではありますが、反面、やっぱり、お金をそれなりに準備していなければ、帰農は難しそうだという印象です。

「取材を通じて、IT産業に転職するような思いで農業の転職する人は一人もいなかった」なんてことが本書の中で出てきますが、逆にそんな気持ちで帰農したら、息詰まることは目に見えていそうです。
実際、本書で取材された人の中には、帰農がうまく行かずに離婚した上、農業の借金で首が回らなくなり農薬を飲んで自殺してしまったという結末を迎えた方もおり、成功するかどうかは、農業であるからとか田園生活だからといったことは関係ないのでしょう。



【田舎は焚火文化】

また、帰農するということは、田舎で暮らすということでもあり、田舎の文化を「焚火文化」と称する人がいたのは面白い点でした。

田舎の人たちは、焚火を囲んで、背を向けて座っている。部外者がその輪の中に入ろうと思うと、思い切って飛び込めば、火の中に飛び込むようなもので大やけどしてしまう。
まずは、輪の外側に座って、焚火を囲んでいる人と仲良くなり、人々から席をずらし、「どうぞ」と言ってくれれば、輪の中に入ることができる。

なかなかめんどくさいかも。

自給自足で、組織や上司に縛られず自分なりに仕事ができ、健康的な生活で・・・なんていう点は、農業は魅力的に感じる一方、お金がなければ生活がままならず、田舎の人間関係も結構大変となると、農業をやってみようとなるかというと、はなはだ疑問に感じる点でした。




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【『脱サラ帰農者たち』より】
農業に転身する人たちは自らの有為転変と起承転結の物語を生き生きと語れる人たちなのである。

(書き出し)
二〇〇〇年(平成十二年)春、私は九州から北海道まで全国の農村をめぐり歩く旅に出た。

(結び)
東京に帰る道すがら、初恵の秋の日ざしのように寂しく透明感のある声がいつまでも私の耳にのこりつづけた。
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[ 2018/06/23 00:00 ] その他ルポ | TrackBack(0) | Comment(0)

【洋画:時代劇】 ラスト・ナイツ

【評価】★★★☆☆

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2015年/アメリカ
監督:紀里谷和明
主演:クライブ・オーウェン

中世を舞台にしたソードアクション。忠臣蔵をモチーフにした作品らしい。えっ、アメリカ映画で忠臣蔵!?どんな作品になるんでしょう。

【ストーリー】
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中世のとある帝国。
帝国の貴族に仕える主人公は、誉れ高き騎士であり、その名を帝国中に轟かせている。
帝国で権勢を欲しいままにする重臣が、主人公の主君に対し賄賂を要求。その要求を撥ねつけたことから陥れられ、主君は処刑され、失意のどん底となった主人公は酒と女に溺れる日々を送る。
主人公の主君を処刑した重臣は、主人公が復讐を企てるのではないかと警戒を続けるが、酒と女に溺れる日々の主人公の姿をしって、安心して警戒の手を緩めるのだった。
酒と女に溺れていると思われた主人公であったが、実は、それは目くらましで、着々と復讐の算段を裏で整えていたのだった。
敵の重臣が警戒を解き油断しきったところで、重臣の住む城に仲間と共に襲撃を開始。見事、主君の仇を取るのだった。
その後、主君の仇をとった主人公率いる一団の騎士は、忠義心を褒めたたえられお咎めはなかったものの、帝国の重臣を殺害した罪については、リーダーである主人公が責任を取って処刑されるのだった(完)。
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【さすがは日本人監督】

アメリカ映画で、忠臣蔵をモチーフにした作品!?、ということでどんな作品になるのかと思いましたが、監督が日本人監督なので、確かに忠臣蔵だなという内容でした。

主人が理不尽な罪で処刑の上にお家断絶。その主人に仕える主人公は仇討ちを決心するものの、相手の警戒を解くために自堕落な生活を送って油断させる。その油断の間隙を突いて、見事仇討ちに成功する・・・まさに、忠臣蔵そのものの展開で、やはり日本人監督だけはありました。



【忠臣蔵+城塞攻略戦】

忠臣蔵的なストーリーに、スタイリッシュなソードアクション的な演出がされていて、なかなか格好良さを感じさせます。
忠臣蔵というと、今でこそあまりありませんが、その昔は、年末になると長時間番組としてよく放映されていました。

正直、忠臣蔵が毎年のように放映されていたのは、子供の頃で、「毎年、同じ時代劇をやっているなぁ」としっかりと見たことはなく、どちらかというと古臭い食傷気味の作品くらいの印象しかないので、きちんと見たことはないのですが、本作を見て、「なるほど、忠臣蔵だな」と感じることができたのは日本人の血と言えましょうか。

ただし、忠臣蔵の詳細はあまり知らないので、本作と忠臣蔵の細かな比較は出来ませんが、本作は、敵役にも、腕の立つ騎士がいたり、重臣が住む居城が、警護厳重で、その突破に頭を悩まさなければならないといった展開は、城塞攻略戦的な面白さもありました。



【悪役のラストも良し】

本作のクライマックスは、仇討ちに立ち上がり、難攻不落の城をどうやって攻略していくかと言う場面になります。

跳ね橋、巨大な鉄の門、待ち受ける弓矢隊など、様々な難関が待ち受けており、その一つ一つの攻略が、事前の伏線などとも絡んで、お見事な展開でした。

ラスト、仇の重臣も、命乞いやジタバタすることなく、短剣一振りで主人公に突きかかり、主人公に一刀両断、首を跳ねられ最期を遂げるのも、潔くて良かった点。
たまに、悪役が、色々悪あがきして、小物っぷりを露出してしまう展開も多いですが、悪役は悪役らしく、図太い神経のまま最期を遂げてもらう方が、見ている方も気分が良いですね。

中世を舞台に忠臣蔵を作るとこんな感じになるのねーと、なかなか興味深く見ることができた作品でした。

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【洋画:ホラー】 ドント・ノック・トワイス

【評価】★★★☆☆

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2016年/イギリス
監督:キャラドッグ・W・ジェームズ
主演:ルーシー・ボーイントン

ドアをノックすると悪霊が蘇るという、結構、寝起きの良い悪霊をテーマにした作品。
おそらく、極端に眠りが浅いんでしょうね、その悪霊・・・。

【ストーリー】
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孤児院で成長した主人公。子供の頃、孤児院の仲間が行方不明となり、その犯人は、孤児院の隣に住む老婆だと信じた主人公は、同じ孤児院仲間と一緒に、毎晩、老婆の家をノックし続け、ノイローゼとなった老婆は自殺してしまう。
年頃となった主人公は、老婆が住んでいた家のドアを二度ノックすると、老婆の霊が蘇り、取り殺されるという噂を聞き、実際に、実行する。
一緒に実行した孤児院の仲間は、蘇った老婆の霊によって殺され、主人公も、命を狙われることとなる。
なんとか助かろうと、調べていくうちに、老婆が、悪魔バーバヤーバの使い走りではないかということに行きつくが、そうではなく、子供誘拐は老婆の冤罪で、その恨みを晴らすために取り殺そうとしているという説まで浮上する。
冤罪説に傾いた主人公は、真犯人を見つけて、老婆の霊の餌食に捧げるが、実は、それは間違いで、最初の説のとおり、老婆が子供を悪魔バーバヤーバに捧げており、間違った対応をした主人公は悪魔に取り殺されてしまう(完)。
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【ホラー映画の登場人物定番の行い】

ドアを2回ノックしたら、悪霊が蘇り、取り殺されてしまうという設定のストーリー。
ノック1回だったら、どうなるの?という疑問は生じつつ、それは脇に置いておき、肝試しに、ドアを2回ノックしてしまう主人公。

やらでも良いことをやってしまうのが、ホラー映画の登場人物の傾向。
本作も同様に、わざわざノックを2回行い、悪霊を呼び覚まし、悪霊に付け狙われてしまうことになります。



【真犯人を探せ!】

序盤は、蘇った悪霊と主人公の関係は不明でしたが、実は、子供の頃、主人公が入っていた孤児院の仲間が行方不明になる事件が起き、その犯人を隣にする老婆だと疑った主人公たち孤児院仲間が、老婆犯人説を流布、さらに、毎晩、家の扉をノックしてノイローゼにして、自殺に追い込んだという経緯があったのでした。

主人公、酷いだろうと思うわけで、そりゃあ、自業自得でしょう、ともなるわけです。

更に調べを進めていくと、老婆犯人説は冤罪ではという説が浮上、ますます、主人公、取り殺されてしまえ、となる一方、話は、子供誘拐の真犯人を探すミステリー映画の展開に。

ただ、老婆冤罪説が持ち上がった段階で、真犯人候補は、見ているとすぐに絞り込みができます。
なぜなら、登場人物がほとんどいないため。

どう考えても、老婆を取り調べた刑事が犯人だな・・・。
当たりでした、一応のところは。
えらく、アッサリ分かりすぎて、ちょっとつまらなかったかな・・・。



【二転三転の結果は・・・】

その後、真犯人であろうと目された刑事は、蘇った老婆の霊に捧げられ、天罰を下すことができたなぁと思ったら、実は、刑事犯人説こそ冤罪、やっぱり、老婆が犯人でしたという、どんでん返しの展開に。

・・・なんだかなぁ(笑)。とりあえず、なんでも良いから、二転三転どんでん返しを繰り返せば、面白いだろうという発想が、ちょっといただけないですな。
ジェットコースターじゃないんだから、回転すればするだけ面白くなるわけではないかと。
目が回る上に、無理やり感が目立ってしまうのでした。

結局、老婆が悪魔の手先だったということで、老婆を使っていた悪魔によって、主人公は取り殺されてしまうという結末。

なんか、色々あったように思えますが、結局、主人公、取り殺されてしまったわけね。

むやみに、知らないドアをノックするもんじゃありませんね。



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【書籍:探検記】 単騎遠征(「世界ノンフィクション3」)

【評価】★★★☆☆

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著者:福島安正
出版:筑摩書房



【教科書に1行くらい載っていた気が・・・】

明治時代の軍人で、ドイツから帰国する際に、騎馬で、シベリア(ロシア)の地を横断する冒険を成し遂げた人です。
確か、学校の歴史の教科書にちらっと、1行くらい出ていた気がするなぁと、かすかな記憶で思うくらいで、どちらかというと、名前が戦国武将っぽいので、名前だけ見ると、戦国時代の豪傑か?、なんて思ってしまいます(笑)。



【軍事情報活動としての冒険記】

「世界ノンフィクション全集3」に掲載されていた4作品のうちの1つですが、他の3作品と比べると分量は非常に少ないです。短編小説レベルの分量でしたが、さくっと読めるので、それもまた良し。

冬季のシベリアを、騎馬で横断するということなので、なかなかの難業ではありますが、他の探検記、冒険談のような自然との闘いというよりは、各地の住民の風俗・風習・人情といったことが中心になる作品です。

この冒険の趣旨は、軍人として、日本に隣接する大国ロシアの世情・国勢に関する情報を収集する目的であるため、自然の猛威よりは、住む人々の様子の方が重要情報で、そちらに重きが置かれたということなのでしょう。
ある種の軍事情報活動といったところです。



【土人扱いの地も・・・】

この冒険では、ロシア、中国、蒙古といった地を横断していきますが、それぞれの地に住む場所で、だいぶ風俗・人情味というものが違うようです。

場所によっては、本書では、住民を土人呼ばわりしていて、当時の日本が文明開化で西欧諸国に追いつき、優越的な気持ちを持っていることが反映されている印象もありましたが、まぁ、確かに、寝ている顔の上で屁をひられるとか、傍若無人なことをされ続ければ、土人呼ばわりしたくなる気持ちも分からなくもありません。



【胴孔国とは】

現代ではなかなか考えられないですが、訪れた地の中には、世界への認識が非常に薄く、伝奇・伝承的な世界観を有する人々もいて、この時代は、まだまだそういう感じなんだと驚かされます。

福島安正氏が、「これまで、世界20カ国を回ってきた」と話すと、「胴孔国は、言ったことがあるか?」と聞き返されます。
「胴孔国とは何か?」と問い返すと、その国の住民は、みな、胴体の真ん中に大きな穴が開いていて、高貴な身分の人になると、外出する際は、胴体の孔に木の棒を通して、従者が籠を担ぐようにして運ぶのなのだとか。

どんな突飛な国なんだと(笑)。
どっから、どうやって話が伝わって、そんな奇想天外な話が生まれるのでしょうか。
そんな話が生まれた経緯の方に関心が向いてしまいます。



【公務で冒険】

そんなガリバー旅行記か、ほら吹き男爵みたいなエピソードもありつつ、無事、騎馬横断を成功させ、日本帰国に成功します。

現在でも、各地を徒歩や自転車、中にはリヤカーを引いて横断するなんていう冒険談はありますが、それはいずれも冒険を目的にして行われるものです。

本書のように、公務として本国帰還の機を捉えて冒険をする(しかも、政府公認)というのは、現在では、なかなか出来ない芸当です。
公務であっても、こういった冒険(しかも、途中で死ぬ可能性も十分ある)を許す度量の広さというか緩さがあるのは、明治政府の良いところなのかもしれません。

現在の日本も、少し、こういった緩さや度量の広さについて、見習うべき点があるのかも。




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【『単騎遠征』より】
安正、ここに思う。困難は事業のもとである。危険は研究の好材料である。

(書き出し)
そもそも天下の大勢と列国の実力を熟察し、細心に、精密に、これに備えるための大計画を立てぬ限りにおいては、侵略と併合とをくり返す今日にあって、いかにして東亜の形勝の地に独立を保ことができよう。

(結び)
いま、さらにこれを回想して、ここに満腔の謝意を表する。
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[ 2018/06/20 00:00 ] その他ルポ | TrackBack(0) | Comment(0)

【洋画:ホラー】 サイレントヒル ーリベレーション

【評価】★★★☆☆

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2012年/アメリカ
監督:マイケル・J・バセット
主演:アデレイド・クレメンス

以前、映画「サイレントヒル」を観たことがあったので、その続編らしき作品を発見しレンタル。なぜか、SFコーナーに置いてありましたが、どっちかというとホラー作品じゃないかなぁ・・・。

【ストーリー】
===========================
父と二人で、何かから逃亡する生活を送る女子高生ヘザー。
ヘザーは、幼いころ、サイレントヒルという町に迷い込み、母親に救出されたのだったが、サイレントヒルに巣くう教団がヘザーを探しており、父とヘザーは教団の魔の手から逃れていたのだった。
しかし、新しい引っ越し先で教団に居場所を掴まれ、父親がサイレントヒルに連れ去られたため、父親を助け出すため、サイレントヒルに向かうヘザー。
サイレントヒルは、教団によって悪魔として焼き殺された少女が強力な悪霊となって甦り、少女がその呪力によって町を支配、町の人々や教団もその呪いに囚われているのだった。
ヘザーは、少女の分身的な存在として、少女の悪霊を唯一倒せる存在であり、サイレントヒルに訪れたヘザーは少女の悪霊を倒すことに成功する。
一方、教団のリーダーも呪いにより異形の者に変わり果てた末、討伐されてしまい、教団も滅んでしまう。
教団と悪霊少女を倒すことで、ヘザーは、サイレントヒルを呪いから解放したのだった(完)。
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【前作ありきは、なかなかつらい】

前作の内容をすっかり忘れてしまったので、冒頭、前作を前提とした話の展開に、あまりついていけず。
前作ありきで話が始まるのは、なかなかつらいですな。

冒頭、主人公の女子高生と父親が、何かから逃れるため、住居を転々としている-そんな状況から始まるのですが、前作「サイレントヒル」との関係で、何から逃れているんだっけ・・・かなり頭を悩ましながら見始めたのでした。



【チュートリアルあり!】

しかし、前作を知らない人、忘れた人にも親切な設計がなされていました。
「サイレントヒル」に巣くう教団が主人公を探していること、主人公は、「サイレントヒル」を支配し呪いをかけ続けている悪霊を退治する能力があることなどが、一気に説明されます。

いやぁ、2時間サスペンスだって、ここまで言葉だけで一気には説明はすまいな(笑)。
まるで、ゲームのチュートリアルみたいな説明調。あっ、この作品って、元々ゲームが原作だった・・・だから、こんな説明スタイルを取ったのか(笑)。



【フリーザ出現!】

話は、色々あって(省略し過ぎ!)、主人公が、再び、サイレントヒルに赴くことになります。
サイレントヒルは、闇の力を持つ悪魔少女と、悪魔的な発想の教団がいて、教団は悪魔少女に押さえつけられているという構図。
どっちも悪魔的なのが、いやですね。

主人公は、悪魔少女、悪の教団の順番に倒していくことになりますが、主人公が悪魔症状を倒すと、悪魔少女を守護していた闇の守護神が主人公の味方につくことに。
いまいち、よくわからん展開です。

そして、次は教団の宗主を倒すというのがクライマックス。
教団の宗主は、なんだかんだで、なぜか異形の者に変身。

その姿を妻が見て、「あーっ、ドラゴンボールで、こんなキャラいたよね!?」

・・・えっぇぇぇ・・ あっ、フリーザだ(爆笑)!

「初めてですよ・・・ここまで私をコケにしたお馬鹿さんは。」と主人公に言い放ち・・はしませんでしたが、まぁ、そんな雰囲気で、フリーザ宗主と、悪魔少女の守護神の1対1の対決。

主人公は、戦いに参加せず、高見の見物。

てっきり、フリーザ宗主が勝利し、次に主人公が戦う展開かと思いましたが、勝負は悪魔少女の守護神の勝利。
えぇぇ、盛り上がらん。
フリーザ宗主、コケにされたまま終わってしまいました(だから、そんなセリフは吐いていませんって)。

観終わってみると、わりかし、ゲームチックな話でした。


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プロフィール

kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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