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kappa1973

Author:kappa1973
 
読んだ本と映画について、感想を書いていきたいと思います。
 
評価は5段階で・・・
★☆☆☆☆:焚書坑儒!
★★☆☆☆:時間の無駄
★★★☆☆:損はない
★★★★☆:良い作品!
★★★★★:殿堂入り!?

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【書籍:学術】 犬の伊勢参り
【評価】★★★★☆

dog_ise.jpg
著者:仁科邦男
出版:平凡社



【鳥獣戯画の世界?】


江戸時代後期、犬が伊勢神宮に参拝する事例が多発したというお話。
なになに、鳥獣戯画の話かって? と思いたくなるほど、摩訶不思議な話ですが、実際、日本各地から犬が伊勢神宮に参拝し、元の家に戻ってきたという文献が、大量に残っているそうです。

そして、江戸時代には、犬が伊勢参りをするということが多くの人に広く知られていて、それほど不思議とも思われていなかったそうですから、150年から200年ほど前とは言え、日本もなかなか不思議な国だったのかもしれません。



【犬の伊勢参りが起こった要因は】


本書は、そんな不思議な江戸時代の現象が、実際に起こりえたのか、そして起こりえたのであれば、何が原因で起きたのかを解き明かしていきます。
そのカラクリは、風説・噂の流布のされ方から、江戸と現代の犬の飼育事情まで、予想だにしない事情・原因が折り重なって、犬の伊勢参りが発生したことが分かり、人間の世界の不思議さを実感させます。

まず、一つ目の要因は、江戸の人々の不思議さに対する寛容度の広さ。
そして、二つ目は、江戸時代の犬の飼育方法。
この2つが、大きな要因だったようです。



【元々は伊勢神宮神官の風説の流布】


江戸時代には様々な不可思議なことが起こると、人々は神意や怪異として素直にとらえる人が多かったようです。

江戸時代、犬は飼い主がおらず、村や集落全体で飼育されているような状態で、中には、大名行列にくっついて遠くに行ってしまう犬や旅人にくっついていってしまう犬も多かったようです。

そういった犬が偶然、伊勢神宮に来ることがあったのを、伊勢神宮の神官が、「犬すらも伊勢神宮の徳を理解し、参拝に訪れる」という話として流布、多くの人々に犬が伊勢神宮を参拝するという事象が普通のこととして受け入れられる素地ができあがったとのこと。

そういった素地がある中、自分の村に住む犬を伊勢神宮に参拝させるために、旅路の費用の銭と、伊勢参りをする犬である旨や元の所在地を記した札を首にくくりつけ送り出すといったことが多く行われたようです。
そして、そういった犬を見かけた人々は、首に銭を追加してあげたり、伊勢に向かう途中まで、犬を一緒に送り届けたりと、村々、街道の人々が、犬が伊勢参りを無事できるよう支援したというから驚きです。



【村々がリレー方式で送り届け】


実際、伊勢参りをする犬を次の村まで送り届け、隣村にその犬を引き継ぐための送り状が残っているそうで、街道の村々がリレー方式で伊勢参りの犬を順繰りに送っていったため、その送り状が80通にも達した、という事例もあったそう。

犬が首にお金をぶら下げていたら、すぐにお金を奪われてしまうのではないかと思いがちですが、実際は奪うどころか、旅の資金の足しにとお金を恵む人も多く、戻ってきた時には、送り出した時の10倍のお金になっていたという話もあるそうで、意外な治安の良さにも驚きなのでした。



【文明開化で途絶えることに】


この犬の伊勢参りという現象は、江戸時代が終わるまで、かなりの頻度で見られたそうですが、江戸時代が終わり、文明開化の時代になると、そういった現象は途絶え、いつしか犬が伊勢参りをするという話も忘れ去られることになったそう。

犬の伊勢参りが途絶えた原因は、文明開化で西欧文化が入り、犬の飼い方が大きく変わったことにあるそうです。

江戸時代、ほとんどの犬は飼い主がいるわけではなく、集落や村全体で養われている存在で、いわば、村の公共物的な位置づけだったそうです。
そのため、当然放し飼いだったわけで、それが故に、犬が旅人にくっついて伊勢参りをしてしまう、なんてことも起こりえたわけですが、明治時代になると、飼い主のいない犬は処分され、犬には飼い主がいるという関係性ができあがったため、犬が伊勢参りをする環境も途絶えてしまったそうです。

欧州視察に行った政府要人たちが、西欧では、犬に必ず飼い主がいることに驚き、のちに、イギリスの制度を見習って、犬の飼育に関する制度が日本に導入されたというのも初めて知りましたが、文明開化は、本当に様々な影響を及ぼしていたのだということも、改めての驚きでした。

鳥獣戯画のような犬の伊勢参りという話が、文明開化によって途絶えてしまうというのも、少し寂しくもあり、動物と人間の関係性さえ変えてしまう文明開化の威力に驚きなのでした


【『犬の伊勢参り』より】

 
江戸時代は日本中に信じやすい善男善女があふれていた。こういう時代だからこそ、犬は伊勢参りをすることができた、ともいえるだろう。
 
(書き出し)
江戸時代、将軍でいえば第十代徳川家治、幕府では田沼意次が実権を握っていたころ、犬が突然、伊勢参りを始めた。
 
(結び)
やがて犬の伊勢参りは人々の記憶から消え、噂にものぼらなくなった。





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科学・思想・学術 | 【2017-09-15(Fri) 00:00:00】
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【洋画:ギャング映画】 ニューヨーク・ギャングスター
【評価】★★☆☆☆

ny_gangstar.jpg
2015年/アメリカ
監督:ニック・サンドウ
主演:ヴィンセント・ビアッツ、パトリシア・アークエット


DVDの予告を見て、面白そうじゃん!と思いのレンタル。
DVDのパッケージには、「現代のボニー&クライド」と書かれており、なかなか期待感を高めます。

【ストーリー】
=====================

チンピラのトーマスは、マフィアのボス・ゴッティに憧れていたが、ゴッティが逮捕され裁判にかけられるのを知って、なんとか救出できないかと思っていた。
何か手立てはないかと裁判所に通ううち、ローズという女性と知り合い、恋仲に陥るが、ゴッティがついに有罪判決を受けたことをきっかけに、トーマスの中で、何かが切れ、ローズと二人で、カジノ強盗をするようになる。
数々のカジノを荒らしまわり大金を手に入れるトーマス。
場数を踏み、度胸がついたトーマスは、ニュースで常にゴッティを批判し続けたニュースキャスターを暗殺することを思い立ち、実行に移すが、重傷を負わせるものの失敗してしまう。
さらに、襲撃されたカジノを取り仕切っていたマフィアの怒りにも触れ、ついに、マフィアの手により二人は射殺され、あっけない最後を遂げるのだった(完)。

=====================



【現代版ボニー&クライド・・・なのか?】


1990年代の実際の事件を元にした作品のようです。

トーマス&ローズのカップルが、カジノ強盗でニューヨークの街を荒らしまわるという話ということで、1930年代に銀行強盗で中西部の地を荒らしまわったボニー&クラウドの現代版という触れ込み。

ボニー&クライドは、映画「俺たちに明日はない」で一躍有名ですが(と言いつつ、この映画見たことないんですよね・・・)、それを上回る作品化というと、「俺たちに明日はない」を見たことがないので、偉そうなことは言えませんが。かなり下回っちゃったなぁという内容でした。



【前フリが1時間】


映画中盤過ぎまでは、主人公トーマスが、マフィアのボス・ゴッティを、有罪裁判からなんとか救い出そうと画策する展開が延々と続きます。
その策とは、裁判の陪審員を買収するというものなのですが、作戦がかなり大味で杜撰なので、頭脳戦的な面白さがあるわけでもなく、ただただ、ダラダラと話が続いているだけの印象。

正直、眠ってしまいそうになった。というか、一緒に見ていた妻は中盤、かなり熟睡してました(お疲れさまー笑)。

当然、作戦は失敗するわけで、ボニー&クライド的な動きは、この後から始まります。

つまりは、中盤くらいまでの話は、ボニー&クライドにつなげるための前フリなわけで、それを1時間も延々と見せる意味はなかったのではないかなぁ。
10分程度、長くても15分程度でまとめられたし。



【見どころはどこだったかと言うと・・・】


映画自体は90分と、短めの作品なのですが、中盤までの1時間がダラダラとしすぎて、「ゴッドファーザー」並みの超大作に感じられたぞ(笑)。

そして、見せ場のはずのボニー&クライドの場面(要はカジノ強盗のシーンですな)は、今度は、かなりすっ飛ばして、雑な描き方。

・・・メリハリのつけ方が逆の気がするぞ。
このメリハリの逆張りによって、何の映画だか分からなくなったのでした。
映画終了後、妻より「で、この映画は、どの辺りが見どころだったわけ?」と小一時間詰められるはめに(トホホ)。

見ていて思ったのは、主人公のトーマス&ローズが、小物過ぎたのが大きな問題だったのかもしれません。
小物すぎる故に、行動は行き当たりばったり、英知のきらめきなど、キラッと光る部分もなし、そういう意味で、見どころが全然ないんだよなぁ・・・となってしまうわけで。

ボニー&クライドには、到底及ばずと言ったところでしょうか。

今度、「俺たちに明日はない」を探してレンタルしてみるかなぁ・・・。





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ギャング・犯罪 | 【2017-09-14(Thu) 00:00:00】
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【洋画:ホラー】 ジェサベル
【評価】★★☆☆☆

jessabelle.jpg
2014年/ポルトガル
監督:ケヴィン・グルタート
主演:サラ・スヌーク


DVDのパッケージが伊藤潤二さんの作品に出てきそうな図柄だったため、興味を惹かれてレンタル。

【ストーリー】
=======================

交通事故で下半身不随になったジェサベルは、長い間交流がなかった父の元で暮らすことになった。
父の家では、ジェサベルを出産直後に亡くなった母の部屋で過ごすことになる
そこで、ジェサベルは、母が大きくなったであろうジェサベルに向けて撮ったビデオレターを発見する。
ビデオレターには、ジェサベルへの思いと、ジェサベルの将来をタロット占いで占う母の姿が映し出されていたが、占いの結果は不吉なものだった。
ビデオレターを見た直後から、奇妙な女性に襲われる悪夢を見るようになるジェサベル。
亡きビデオレターを見ていたことを知った父は、なぜか激怒、ビデオレターを燃やそうとするが、逆に火が引火し焼死してしまう。
その後、悪夢の女は現実にも現れ、ジェサベルの周りで怪異現象を引き起こすようになる。
悪夢の女の正体を知るため、家の中や周りを調べるジェサベル。家のそばの森の中で、ジェサベルの名前と生年月日を記した墓石、その下には生まれた直後に殺された赤子の白骨死体が埋まっているのを発見したのだった。
ジェサベルは、この子供の霊が救いを求めていると思い、子供の霊とコンタクトを取ろうと試みるが、そこに現れたのは亡き母の霊であった。
亡き母の霊は、殺された子供が本当の子供で、不倫で生んだ子であったために父によって殺されたこと、そして、そのことを隠すために父がどこから連れて来たのがジェサベルであることを明らかにする。その後、絶望した母は自殺したのだった。
そして、ジェサベルは、亡き子供の償いをしなければならないと言われ、殺された子供の霊に取りつかれ肉体を奪われてしまうのだった(完)。

=======================



【不幸の星の元に生まれたジェサベル】


なかなか入り組んだプロットの作品でした。

主人公のジェサベルは、実はどこからか貰われてきた子供で、その経緯というのが、母が不倫の子を産んだために、激怒した父親が子供を殺害、それを周囲に悟られないように代わりの子供として向かい入れられたのがジェサベルだったというもの。

母親は、実子を殺され自殺、死ぬ際に、身代わりとなった主人公ジェサベルに、殺された子の報いを受けなければならないと呪詛しながら死んでいったのでした。

主人公ジェサベル、完全なとばっちりです。
完全な逆恨みも良いところで、不幸の星の元に生まれたというのは、ジェサベルのことを言うのだろうと思います。



【こんな占いは嫌だ】


映画は、主人公ジェサベルが、交通事故がきっかけで、長らく交流のなかった父親の元に身を寄せることになる、という展開から始まります。

父の家に戻ると、そこで、亡き母がジェサベルに当てたビデオレターを発見。
亡き母は、ジェサベルを身ごもっている時で、これから生まれてくるジェサベルを思って、いろいろメッセージを語り掛けたり、ジェサベルの将来を案じてタロット占いをしている姿が映し出されています。

しかし、そのタロット占いの結果が不吉。

「まず、一枚目は・・死神。ううん、死神と言っても、心配しないで。死を直接現しているのではなく、人生の転機を迎えるという意味よ。えーと、2枚目は・・・きゃー、あなたは死んでいるわ!」

みたいな、狂気としか思えない占いが映し出されています。
こんな占い師、ほんと嫌です(笑)。



【目的がはっきりせず、怖さ半減】


こんなマッドなビデオレターを見て以降、奇妙な女が出現したりと怪異になやまされるジェサベル。

この怪異の原因は、最後の最後で明らかになりますが、不倫の子を産んで、父親によって殺された子供と母親によるものでした。
そして、殺された子供と母親は、身代わりとなって生きているジェサベルに償いをさせる-つまりは、殺された子供の霊がジェサベルに取りついて、中身を入れ替わることを目論んでいたというもの。

この辺りのオチや怪異の原因は、予測不可能でなかなかビックリ仰天ではありましたが、一方で、最後の最後まで、悪霊たちの目的がはっきりとせず、それこそ、主人公ジェサベルの敵なのか、もっと違う立場なのかがわからないため、なんともモヤモヤとしたまま話が進んでしまった感がありました。

悪霊の目的がはっきりしないと、怖さも半減かなぁと思うところでした。



【ラストは引田天功脱出マジック】


ラストでは、亡き母の霊が現れ、車椅子ごとジェサベルを湖に突き落としてしまいます。
ジェサベルに償いをさせるというのは、ジェサベルを殺すことだったのかと思いきや、湖の底では、死んだ子供の霊が待ち受けていて、ジェサベルに取りつき、見事中身が入れ替わり、救出されてジェサベルは、中身が殺された子供に変わっていたのでした・・・というのがオチとなります。

感じとしては、箱に閉じ込められ水に沈められた引田天功が、華麗な衣装に着替えなおし、見事箱から脱出する、脱出マジックを見ているよう(笑)。
ラストは、引田天功ばりの、見事な身代わり脱出マジックでした、パチパチパチ。



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幽霊・悪魔系 | 【2017-09-13(Wed) 00:00:00】
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【洋画:ファンタジー】 バトル・オブ・マジック -魔術師マーリンとアーサー王
【評価】★★☆☆☆

battle_ob_magic.jpg
2015年/イギリス
監督:マルコ・バン・ベル
主演:カーク・バーカー


DVDの予告が面白そうだったのでレンタル。
妻からは、「こういうの好きだよね~。もしかして、魔法使いになりたかったの?」と軽くバカにされました。

【ストーリー】
=============

アーサーは、国王に従軍し蛮族討伐に向かうが、国王の側近である魔術師アバソルの陰謀により追放の憂き目にあう。
故郷に戻る途中、偶然、沼の中で魔剣を拾うアーサー。
魔剣の示す道に進むと、森の中に隠れ住む魔術師マーリンと出会うことになる。
マーリンの透視により、魔術アバソルは王を操り、さらに闇の復活を目論んでいることが判明、アーサーとマーリンは、魔術師アバソルの討伐に向かう。
魔術師アバソルは、闇の神復活の準備が整い、儀式を行っていたが、間一髪でアーサーたちが乗り込み、魔術師アバソルを倒すことに成功する。
しかし、儀式は完了し、闇の神は復活してしまうが、アーサーはよみがえった闇の神を魔剣により討伐するのだった。
その後、魔術師アバソルの手により瀕死となった国王から王位を譲り受け、アーサーは王となるのだった(完)。

=============



【アーサー王物語】


アーサー王物語をベースにした作品。
アーサーが、魔術師マーリンの助けを借りて、悪の魔術師アバソルを倒し、王の位を譲り受けるという内容。

キャラクターの設定、シナリオの大筋は悪くはないと思うのですが、意外と登場人物が少なめで、地味な印象の残る作品でした。



【魔法合戦を期待するも・・・】


序盤こそ、魔術師アバソルの陰謀により追放の憂き目に遭い、それがきっかけにアーサーが魔術師マーリンと出会い・・・と、期待させる内容なのですが、魔術師マーリンがぱっとせず、盛り上がりを欠く展開となります。

タイトルが「バトル・オブ・マジック」とあるだけに、魔術師マーリンと悪の魔術師アバソルとの派手な魔法合戦を期待するのですが、大いに期待外れ。
何せ、終盤、マーリンとアバソルの直接対決があるのですが、なんと、お互い手に持った魔法の杖で殴り合いを演じる始末。

・・・いやいや、そこは、魔法で戦おうよ(笑)。ハリーポッターほど、派手な魔法は期待しませんが、それなりに魔法バトルを見せて欲しかったところ。
まさか、杖で殴り合いを演じるとは、はなはだ予想外の展開だったのでした。


【必見!アーサーvs闇の神】


結局、大した魔法も使わず、魔術師アバソルは退治されてしまいます。
それでも!
魔術師アバソルが仕掛けた、闇の神復活が実現のものに!

魔法合戦は期待を外しましたが、アーサーと闇の神との剣劇バトルが期待の綱です!

闇の神は、地中奥底から、井戸を通じて地上に出ようとするのですが、アーサーは、井戸に蓋をし、蓋を押し上げようとあがく闇の神を、蓋ごと魔剣で貫き、一瞬にして退治成功。

・・・おぉぉぉーい!
簡単にやっつけすぎだろ(笑)。

作戦の賢さは認める、しかし、それじゃあ、山場もなにもあったもんじゃないだろう。

アーサーには、山場を見せるため、敢えてミスをするお笑い芸人的なサービス精神をもっと望みます。




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ファンタジー | 【2017-09-12(Tue) 00:00:00】
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【洋画:SF】 ダークスカイズ
【評価】★★☆☆☆

darkskys.jpg
2013年/アメリカ
監督:スコット・スチュワート
主演:ケリー・ラッセル


DVDの予告を見ていて、妻が面白そうといったので借りた作品。
最近見ることが多い、悪霊系映画っぽいですが、実際には・・・・・?

【ストーリー】
==================

二人の息子を持つバレット夫妻。
ある日を境に、家の中で何者かが侵入した形跡や、家族全員の記憶が飛んだり、家に鳥の大群が衝突するなど不可解な出来事が発生するようになる。
不可思議な事態に不安を覚えた妻がインターネットで調べたところ、宇宙人による仕業ではないかと思うようになる。
夫は半信半疑だったが、事態がエスカレートするに至り、宇宙人関係の専門家に相談すると、バレット一家は宇宙人の実験のターゲットにされており、家族の誰かが連れ去られる危険があると忠告を受ける。
宇宙人の襲来に備えるバレット夫妻だが、結局、宇宙人によって長男を連れ去られてしまうのだった(完)。

==================



【映画の正体・・・宇宙人もの】


家の中に誰かが侵入した形跡があったり、家族がみな、一時的に記憶を失ったりなどなど、不可解な事態が連続します。
これは一体、何が原因で起こっているんだ・・・という感じで話は進みますが、結構初めの方で正体が薄々つかめてしまいました。

・・・やべっぇ。これ、お化けものじゃなくて、宇宙人ものだ(ガーン)。

我が家では、宇宙人ものは駄作と相場が決まっていると思っているので、宇宙人ものと判明した時の、特に妻の顔と言ったら・・・。
それこそ、宇宙人にマインドコントロールされたような、魂の抜けた顔になっていたのでした(笑)。



【宇宙人は陰湿】


不可解な出来事が宇宙人の仕業らしいと思った主人公夫妻は、その手の専門家(日本で言えば矢追純一さんと言ったあたり)に相談すると、この専門家、自分が宇宙人なんじゃないのと言いたいくらい、宇宙人の手口に精通していて、解説してくれるのでした。

なんでも、宇宙人は人体実験の対象とする人間を無作為で選び、ターゲットの人間を支配するため、まずは、相手を恐怖に陥れるのだそうです。

その方法が、夜中に忍び込んで、家の食器を使ってタワー状に積んでみたり、子供の体にたくさんの傷跡をつけて、親が児童虐待で疑われるようにしくんだりと、それは、もう、さまざまな嫌がらせをしてくれます。

宇宙人、ほんと性格悪いなぁ(笑)。いたずらの方法が、とっても陰湿です。



【大人版ホームアローン】


宇宙人の目的は、結局のところ、ターゲットとなったバレット一家の誰かを連れ去ること。
目的がそれなら、陰湿なイタズラはやめて、さっさと実行に移せ、と突っ込みたい。

宇宙人の目的をしったバレット夫妻は、家にバリケードを築き、番犬を雇い、強力な銃で武装し宇宙人を迎え撃つことにします。
大人版ホームアローンといった感じでしょうか。

しかし、ホームアローンと異なるのは、主人公が用意した仕掛けがことごとく不発。
あっさり、子供を連れ去られてしまうのでした。

ここはもうちょっと、ホームアローンほどでなくとも、主人公と宇宙人の攻防戦を見せて欲しかったところ。
こういうところで、映画の善し悪しが決まるというものです。



【宇宙人ワンパタ説】


そんなこんなで、主人公側はなすすべなく、宇宙人に子供を攫われてしまいます。
この映画を見ていて思いましたが、宇宙人って、たいてい人間を誘拐して人体実験を行おうとしますよね?

宇宙人って、意外とワンパターンな人種(?)なんですね。




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エイリアン系 | 【2017-09-11(Mon) 00:00:00】
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